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9月8日（土曜）※会員様公開予定
〇中山11R  紫苑S（☆注目惑星馬）

夏競馬が終わった。JRAの開催が「新潟・小倉・札幌」から「中山と阪神」に戻ってくる。秋競馬のスタートである。
秋競馬のスタートと共に始まるのが、「秋のＧ１戦線」のスタートである。
特に秋華賞や菊花賞を目指す3歳馬にとっては、トライアルレースのシーズンがやって来る。
「最後の1冠」へ向けて、優先出走権獲得に、目の色を変えて挑む陣営もいる筈だ。
まずは秋競馬が開幕する8日（土）、中山競馬場では秋華賞トライアルの「紫苑S」がスタートする。
登録馬の中には、桜花賞に出走した馬が3頭、オークスに出走した馬が5頭、そのうち1頭は両方に出走している。
春の実績を重視して、こうした桜花賞組・オークス組を軸馬にする、という人も多いだろう。
だが穴党なら、桜花賞・オークスへの出走は逃したが、夏競馬で勝ち上がった「上がり馬」に注目したい。その代表格が「カレンシリエージョ」である。
春シーズンは1勝馬の身でチューリップ賞に出走するも8着。桜花賞への切符を手にすることはできなかった。
その後も3歳500万下で2戦するも勝ち星はなし。オークスへの挑戦は断念し、休養に入った。
この「休養」という判断が大正解だった。復帰戦は8月の小倉で、古馬相手の500万下。
ここで春シーズンはなかなか手にできなかった2勝目をあっさりとマークしてみせた。この500万下の勝利は単なる2勝目ではない。
休養前から馬体重を14キロ増やしての勝利だったのだ。勝ち星を挙げたということは、太め残りだった訳ではない。
馬体が成長したが故の14キロ増であり、「馬体が成長したが故の勝利」だったのである。
もう春シーズンのカレンシリエージョと同様に考えて、馬券検討上、軽視するなどということは許されない。
改めて説明するまでもないだろう。このカレンシリエージョの半姉は昨年のヴィクトリアマイルを制した「アドマイヤリード」である。
この母系は「晩成型」なのだ。アドマイヤリードが古馬になってから活躍したように、半妹のカレンシリエージョも、強くなるのはこれからだ。
先週の栗東CWでの動きも、かなり高いレベルで安定している。小倉での馬体重増は、その「本格化の兆候」と考えるべきではないのか？
まだ500万下を勝ったばかりの今なら、その兆候に気づかない人も多いに違いない。
秋華賞では人気になってしまう。軸にするなら、多くの人がその兆候に気づいてない今回しかない。穴党なら、迷わず強気に、軸馬として指名して欲しい。
前走の馬体重からも、そして血統からも「今回は買い」である！！

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