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8月26日（日曜）※会員様公開予定
〇新潟11R  新潟2歳S（☆強力惑星馬）

「新潟2歳S」が、現在のようにマイル戦で行われるようになったのは2002年から。
以降、昨年まで16回行われている。この間、「勝ち馬16頭のうち10頭は前走の新潟競馬場」で走っている。
キャリアの浅い2歳馬の一戦だけに、コース経験の有無は、勝敗を分ける大きなポイントとなるのかもしれない。
2着馬も10頭、3着馬も8頭が「前走新潟組」である。そして、前走が新馬戦だった馬も10頭いる。
やはり、新馬戦を勝ち上がった馬の素質と完成度は、馬券を買う上で重要なファクターと言えそうだ。
ならば、「新潟での新馬戦を勝ち上がってこのレースに挑む馬」を狙いたいと思うのは当然だろう。
ところが、今年の登録馬12頭中、新潟の新馬戦を勝ち上がった馬は1頭しかいない。「ロードカナロア産駒のエイカイキャロル」である。
このエイカイキャロルという馬だが、恐らく人気にはならない。前走の走破タイムは「1分37秒0」平凡なタイムである。
マイル戦なのに、「1000メートル通過が63秒5という超スローペースだった」ことが大きな原因だろう。
だが、こうした平凡なタイムで勝ち上がった評価の低い馬だからこそ、穴党ファンなら注目すべきではないだろうか？
その馬もまだまだ成長途上なのである。2歳馬戦が波乱となるケースの多くは、調教を見ても近走のタイムを見ても想定できないような変わり身を見せるケースである。
エイカイキャロルの場合、新馬戦の内容自体は評価できないが、新潟のコースを経験し、しかも勝ち上がったというデータの裏付けはある。
「2戦目で変わり身」があれば、勝ち負けになる可能性は十分にある！！
父は初年度からアーモンドアイという牝馬2冠馬を輩出してしまったロードカナロアである。
そのアーモンドアイは、新潟での新馬戦で敗れていることを考えれば、しっかり新馬戦での勝利を決めたエイカイキャロルはもっと注目されてもいい1頭ではないか？
他の馬を軸馬にする場合でも、必ず買い目に入れておきたい存在である。

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