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5月6日（日曜）※会員様公開予定
〇東京11R　NHKマイルC（☆強力惑星馬）

桜花賞や皐月賞を出走した馬が「オークス」や、全てのホースマンの憧れの舞台「日本ダービー」へと駒を進める。
しかし、そのオークスや日本ダービーではなく、「NHKマイルCに出走する」という選択を、勝算なしにするホースマンが果たしているだろうか？
もし例外があるとすれば、オークスやダービーの2400メートルでは距離が長過ぎるが、「マイルならチャンスはある」と考えるケースだろうか。
「せっかく、オークスの（あるいはダービーの）切符があるのに・・・」と考えると、その選択はかなり勇気を要するものであることは言うまでもない。
今年のNHKマイルCに登録した3歳馬の中に、そんな馬が1頭いる。「トーセンブレス」である。前走の桜花賞は4着だった。
桜花賞は上位5頭にオークスへの優先出走権が与えられるレースであるから、トーセンブレスは「無条件でオークスへの出走が可能」だ。
更に賞金を加算する必要はない。なのに何故、オークスではなく、NHKマイルCに登録するのか？
ディープインパクト産駒で、母の父はファルブラヴ。血統からも、距離延長に問題がある馬だとは、とても思えない。
2走前はフラワーCに出走して2着に入っている。フラワーCに出走する牝馬の多くは、桜花賞よりも、オークスにより重きを置くに違いない。
トーセンブレスもフラワーCに出走した時点では、陣営はオークスを見据えていたに違いない。
そして予定通り、桜花賞で「オークスへの切符を獲得」した。それなのに何故、オークスではなく、NHKマイルCに登録するのか？
考えられる理由はただひとつ。陣営がこれまでの戦績や調教における動き、更に手綱を取った騎手の意見などを基に、総合的に判断した結果ということなのだろう。
つまり、陣営はNHKマイルCこそ「勝機がある」、と判断しているということになる。当初は見据えていたオークスを捨てて、NHKマイルCを勝ちに行く。これは大きな賭けである。
しかし、穴党なら「この賭けに乗るべき」ではないだろうか？
本命馬は別にいても構わない。だが、そんな勝負に出ている陣営が存在することを考えると、トーセンブレスは買い目に入れておくべき馬だと言えるのではないだろうか。
ノーマークにすると、痛い目に遭うかもしれない牝馬である！！

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