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4月15日（日曜）※会員様公開予定
〇中山11R　桜花賞（☆強力惑星馬）

弥生賞が終わった直後、「勝ったダノンプレミアムが皐月賞に出走できない」という事態を誰が予想しただろうか？
今年の皐月賞は事態が一変し、「主役不在の一戦」となった。「急にやる気が出てきた」という陣営もいるだろう。
同様に、「急に馬券へのモチベーションが上がった」という穴党ファンもいるに違いない。
狙うべきは、ダノンプレミアムが抜けた「弥生賞組」か？それとも「スプリングS組」か？あるいは「若葉S組」か？いや、「毎日杯」かも？
と、近走成績をチェックしている人も多いだろう。忘れてはならないレースがある。
近10年だけを見ても、ゴールドシップ、イスラボニータ、ドゥラメンテ、ディーマジェスティと「4頭の皐月賞馬がステップとした共同通信杯」である。
施行時期が2月、舞台は東京競馬場と、皐月賞とはレース間隔もあるし、中山競馬場とは形態が全く異なるコースで行われる共同通信杯。
過去に共同通信杯から直行した馬が皐月賞を勝つケースが多いとわかっていても、つい見逃してしまうレースで「人気の盲点となる」ことも多い。
だから、今年は共同通信杯の勝ち馬オウケンムーンを・・・と考えがちだが、共同通信杯組の中に、注意すべき馬が他にいる。
当時の単勝1番人気馬を覚えているだろうか。「グレイル」である。「1.8倍という断然の支持」を裏切り、7着に敗れた。
恐らく、今回は人気にはならない。だが、当時はレース間隔が空いていたことを忘れてはならない。
初めての「左回りコースだった」ことも、忘れてはならない。今回は右回りコースである。右回りでは重賞も勝っている。共同通信杯の時よりも条件はいい筈だ。
穴党ファンなら、簡単に軽視すべき存在ではない。前走7着だったとはいえ、1.8倍の支持を集めた馬である。並の馬ではない筈だ。
前述した共同通信杯をステップに皐月賞を制した4頭のうち、ドゥラメンテは共同通信杯で2着に敗れている。
ステップレースで敗れても、本番の皐月賞できっちりと仕上がった姿を見せれば全く問題はない。グレイルも実は同様のタイプなのかもしれない。
皐月賞が波乱の決着になるとしたら、その主役はグレイルとなる可能性は十分にある！！
人気のない今回こそ、しっかりと押さえておくべき1頭である。

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