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4月8日（日曜）※会員様公開予定
〇阪神11R　桜花賞（☆強力惑星馬）

1分33秒4。チューリップ賞は速い時計が出る馬場で行われた、とはいえラッキーライラックの勝ちタイムは高く評価されなければならないだろう。
ラッキーライラックだけではない。このチューリップ賞出走馬の走破タイムは、どの馬も特筆すべきもの。
恐らく、桜花賞登録馬のタイム指数等を見ると「チューリップ賞組の名前が上位を占める」といった事態になるに違いない。
桜花賞は「前走がチューリップ賞だった馬を狙えばいい」、という判断は間違いとは言えない。
本命はチューリップ賞組から探すべきだろう。だが、それでは穴党の出番はない。全く波乱の余地がないのだろうか？
「チューリップ賞組以外の馬を狙って高配当を手にしたい」という穴党ファンには、あの馬を相手候補として押さえることをオススメしたい。
その馬の名は、アネモネS組の「ハーレムライン」である。
ハーレムラインは、アネモネSを勝って桜花賞への優先出走権を獲得した。例年、桜花賞ではアネモネS組の評価は低い。
過去のアネモネS勝ち馬で、桜花賞で好走した馬も出ていない。だが、この馬は注目すべきポイントがある。
未勝利クラスを勝ち上がるのに5戦を要してしまったハーレムラインだが、その未勝利戦を勝った時のタイムに注目して欲しい。マイル戦で「1分33秒9」である。
年明けの連続開催だった中山で時計がかかる馬場にて行われたことを考えると、未勝利戦で1分34秒を切るタイムを叩き出すということは、並の牝馬にできる芸当ではない。
そして、その未勝利戦から500万下、アネモネSと３連勝。ラッキーライラックは4戦4勝だが、ハーレムラインも３連勝中である。
未勝利戦を勝ち上がるのに時間を要した点を除けば、「チューリップ賞組と遜色のない実力の持ち主だ」という考え方も可能なのではないだろうか。
ラッキーライラックと互角の戦いができるとは言えないが、相手候補として買い目に入れておく価値がある1頭ではないだろうか。
まだキャリアが浅い3歳牝馬同士の一戦である！！キャリア7戦のこの馬が思わぬ波乱を演出する可能性は十分にあると言っていいだろう。

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