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3月11日（日曜）※会員様公開予定
〇阪神11R　フィリーズレビュー（☆強力惑星馬）

「4歳牝馬特別」という名称だった頃から、フィリーズレビューというレースは、チューリップ賞と同様に、桜花賞へ向けて重要なトライアルレースとなっている。
フィリーズレビューのレースの勝ち馬が「桜花賞馬」となったケースもある。
だが「桜花賞に直結するレース」という視点で考えた場合、フィリーズレビューよりもチューリップ賞を重視すべき、と考えている人の方が多いだろう。
今年のチューリップ賞の結果を見ても、こうした指摘に反論するのは難しい。
理由はやはり距離だろうか？チューリップ賞が桜花賞と同じ、阪神の外回り1600メートルなのに対し、フィリーズレビューは内回り1400メートルで行われる。
「マイル戦では距離が不安」という馬向きの舞台、と言えるだろう。
ならば、このフィリーズレビューでの馬券戦略は「短距離でこそチャンスという馬を狙う」ということになるのではないだろうか。
実際、このレースの勝ち馬は、古馬になってから6ハロン戦で活躍する馬が少なくない。
今年のフィリーズレビューの登録馬に、アンヴァルという馬がいる。ここまでの戦績は「3・0・1・0」。昨年の福島2歳Sを勝って以来の実戦となる。
この4戦はいずれも1200メートル戦での出走だ。1ハロンの距離延長が気になる、という人もいるだろう。
だが、短距離適性という視点で見れば申し分ない馬である。ロードカナロア産駒で母はファンタジーSを勝ち、北九州記念で2着に入ったことがある、あのアルーリングボイスなのだから。
距離延長への不安は、この血統がカバーしてくれるに違いない。桜花賞のマイル戦となると何とも言えないが、フィリーズレビューの1400メートル戦なら守備範囲だろう。
休養明けだけに、本命に推すべき馬は別の馬になりそうだが、このアンヴァルという馬も必ず買い目に入れておくべき1頭ではないだろうか？
アンヴァルを狙うなら、間違いなく「今回」である！！
桜花賞では、距離適性の面からも人気の面からも、妙味はなくなってしまうだろう。忘れずに押さえておきたい。

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