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11月20日（日曜）※会員様公開予定
〇京都11R　マイルチャンピオンS（☆強力惑星馬軸不動）

天皇賞・秋とマイルチャンピオンS。
例年、この2つのG1競走を連戦する馬は少なくない。過去には、この2つのG1競走を連勝した馬も実在する。
今年の天皇賞・秋の結果が示す通り、「マイル戦への適性がある馬は2000メートル戦をこなすことが可能である」ということなのだろう。
逆に、「2000メートル戦への適性があれば、マイル戦にも対応できる」ということなのかもしれない。
だが、今年のマイルチャンピオンSはこうした馬が少ない。
登録があった18頭中、前走で天皇賞・秋を使われた馬は僅か1頭。今年は珍しい年と言ってもいいかもしれない。
そして残る17頭の中に、「どうして天皇賞・秋を使わずにこのレースに挑んできたのか、よくわからない馬」がいる。
この馬はG1勝ちこそないが、G2やG3のタイトルを持っている。だが、いずれもマイル戦よりも長い距離のレースでの勝利である。
マイル戦における実績はない。というか、マイル戦への出走経験がほとんどないのである。
天皇賞・秋で勝ち負けになったか？どうか？はわからない。
だが、今年の天皇賞・秋はフルゲートに満たない15頭立てで行われた。ということは、出走することは可能だった筈だ。
だが、その「適距離」である天皇賞・秋を見送って、「距離不足」の可能性があるマイルチャンピオンSに参戦するのは何故だろうか？
陣営は「距離不足」とは考えていないのではないだろうか？適性があると判断をして、このマイルチャンピオンSに駒を進めてきた可能性がある。
一方で、他の陣営や多くのファンはこの馬を「マイル戦では距離不足」と判断して評価を下げる可能性が高い。ならば、「今回買い」ではないだろうか？
G1馬2頭に先着してG2のタイトルを獲得した実績もある。安田記念の1～2着馬がいない今年のメンバーなら、十分に怖い存在となる。
マイル戦線を使われていた馬ばかりに目を向けていると、思わぬ落とし穴が待ち受けることになりそうだ。
この馬は、穴党ファンには是非ともオススメしたい惑星馬である。

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