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6月30日（日曜）※会員様公開予定
〇福島11R ラジオNIKKEI賞（☆強力惑星馬）

ロジャーバローズが制した今年の「日本ダービー」で、もしこの馬が出ていたら・・・と、つい考えてしまう馬がいる。
「プリンシパルS」を制したザダルという馬である。この春の府中は確かに高速馬場ではあったが、それでも芝2000メートル「1分58秒3」というタイムは優秀だ。
今年のプリンシパルＳは悪天候の為に1週順延となり、ダービーまで中1週となってしまうことから、ザダルの陣営はダービーを回避してしまった。
勝負の世界にタラレバは禁物だが、例年通りダービーまで中2週空いていたら、ザダルはダービーへ出走していたに違いない。もしかすると好勝負を演じていたのでは・・・。
今週末の「ラジオNIKKEI賞」にザダルの名前はない。だが、ザダルと「0秒3差」で4着に入っている「インテンスライト」の名前がある。
この馬自身も当時は「1分58秒6」で走っていたのだから、持ち時計という視点では評価されるべき馬である。
開幕週の福島だから、持ち時計を要求されるレースになるに違いない。ならば、府中の高速馬場に対応できた点はプラス材料となるだろう。
これまで2勝を挙げているが、未勝利戦は府中の直線で決め手を活かす競馬で勝利し、2勝目は中山で好位から抜け出す競馬で差し切った。小回り向きの「自在な脚質」も持っている。
ラジオNIKKEI賞はハンデ戦だ。今回が重賞初挑戦となるだけに、ハンデには恵まれるに違いない。
鞍上からも人気になりにくいが、乗り慣れている分のアドバンテージが小回りの福島では大きいかもしれない。
重賞経験がある馬との対決にはなるが、同じ3歳馬同士である。ハンデに恵まれれば、チャンスは十分あると考えていいだろう。
どの馬を本命とする場合でも、相手候補の1頭として必ず買い目に入れておきたい馬である！！
高レベルだったプリンシパルSを経験した馬は他にはいないだけに、狙うなら人気になりにくい今回ではないだろうか？
次走で人気になってしまったら、もう穴党があえて狙う意味が無くなってしまう。今回はしっかりと押さえておきたい。

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