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1月27日（日曜）※会員様公開予定
〇東京11R  根岸S（☆強力惑星馬）

今年の根岸Sは話題が多い一戦となりそうだ。一番の注目は、昨年のNHKマイルカップを制した「ケイアイノーテック」の参戦だろう。
今回が初ダートとなる。母親のケイアイガーベラが2010年のプロキオンSや2011年のカペラSなどを勝っているだけに、血統面では通用しても不思議はない。
だが、果たして血統マニアの思う通りの結果になるのかは、走ってみないと分からないだろう。
地方競馬のNARグランプリ2018で、年度代表馬に輝いた「キタサンミカヅキ」の参戦も注目だ。
京都で行われたJBCスプリントで3着に入った実力馬で、年末のカペラSでも3着。地方所属馬だから、と言って軽視することは許されないだろう。
だが、JBCで地方競馬に興味を持った穴党に注目して欲しい馬が根岸Sの登録馬の中にいる。その京都でのJBCスプリントでは、10着だった「ラブバレット」である。
JBCの時は「岩手競馬の所属」だった。しかし、今回は「美浦・加藤和宏厩舎の管理馬」として出走する。これがJRAに移籍後の初戦となる。
この根岸Sは、「3年連続」での出走だ。2017年は「10着」、昨年は「9着」という戦績だった。
その昨年は道中2番手で流れに乗り、最後の直線に入ったところでは、「あわや！」という見せ場を作る大健闘だった。
この時期、所属していた水沢競馬場は積雪で稽古ができない為、2年前も昨年も直前の調整は美浦で行われていた。
だが、人馬ともに慣れない環境での出走だったことを考えると、昨年の9着は善戦した部類に入るに違いない。
だが、今年は美浦の施設を熟知したスタッフの手で仕上げられる。過去2年とは事情が大きく異なる筈だ。
移籍前となる、前走の「兵庫ゴールドトロフィーでの除外」を気にしている人もいるかもしれない。
だが、この除外は馬体等に何か問題があっての除外ではなく、年末に発生した「岩手競馬の禁止薬物問題」の関係で、除外を余儀なくされたもの。
馬には全く問題はない。むしろ秋シーズンに過密スケジュールで使われていただけに、いい意味で一息入った形と言えるかもしれない。
昨年は「北海道スプリントカップで2着」、「クラスターカップで3着」に入るなど、JRAの一線級を相手に互角の戦いを演じてきた馬である。
このJRA移籍がいい刺激となって、大駆けする可能性を期待する手はあるのではないか！！
本命は別の馬という人でも、３連複・３連単の3着候補として押さえるべき1頭と言っていいだろう。

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