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2012年10月11日 10時00分 発行
【重賞情報・2】ダービーエクスプレス
ご愛読頂きまして、誠にありがとうございます。

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10月14日(日) 第4回京都5日目11R

第17回 秋華賞(G1)
芝2000m 牝馬・3歳

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【レース概要】
牝馬三冠を達成した馬はわずかに3頭。
1986年のメジロラモーヌはエリザベス女王杯を含んでの時代。
難易度の高さを比較なら、秋華賞創設以降のほうが難しいのでは?
京都・芝2000m・内回りで行われる秋華賞は、最もトリッキーと評されているレース。
後に牡馬を相手にG1を2勝した名牝・『三冠達成確実』と言われた09年のブエナビスタは、この難しいコースを攻略できず、2位入線3着降着。
秋華賞創設以降に牝馬三冠を達成した03年のスティルインラブ、10年のアパパネに通じるのは、高い能力とともに優れた競馬センスを兼備していなければならない。

【有力馬情報】
◎ジェンティルドンナ
単勝オッズ1.5倍の圧倒的な人気に応えてローズSを快勝。
秋華賞に向けて唯一の課題とされていた「脚質面の問題」をあっさりとクリア。
2番手でうまく折り合って、先行抜け出しという完璧なレース内容を披露した。
5馬身差圧勝のオークスに能力の違いは歴然。
中間の調整も至って順調で、もはや文句のつけどころがない。

◎ヴィルシーナ
桜花賞・オークスともに2着と能力はかなり高い馬。
09年の秋華賞で牝馬二冠のブエナビスタに一矢を報いたレッドディザイアのように、三冠目での逆転劇があっても不思議はない。
前走・ローズSでは先を見据えた待機策を試みたが、本来は先行して粘り込む形の競馬で好成績を挙げてきた馬。
脚質的にも京都の内回りを味方に好勝負できるはず。
レースセンスが良く、スッと好位を取れるうえ、切れる脚も使える。
他との比較では一歩も二歩もリードしている。
中間の攻めも動いており、相手筆頭の座は揺るがない。

○アイムユアーズ
小回りの札幌で行われた前走・クイーンSで古馬の実績馬を相手に優勝。
非常に立ち回りが上手なタイプ。
乗り難しい秋華賞の舞台は、器用さを備えたこの馬にとって大きなアドバンテージとなるはず。
前走の馬体重はオークス時から24kg増で、春と比べてひと回り成長を感じさせる馬体。
今回、これまで取り入れていた滞在での参戦ではなく、美浦からの直前輸送を選択しているのは、陣営にとって自信の表れ。
先行して渋太いタイプに京都内回りもピッタリ。
デキの良さも窺え、ここも崩れまい。

○ミッドサマーフェア
前走はオークスから-10kgの442kgで登場。
オークス時のハードな追い切りから一転して軽めの調整過程で臨んだが、まだ好調時には戻り切っておらず、クイーンS3着から秋華賞に挑む。
秋華賞当日までにどれだけ状態を上げていけるかがポイント。
フローラSを圧勝して、本番では1番人気の支持を受けたほどの馬。
争覇圏内には違いない。

○ハナズゴール
なかなか順調にレースを使えない体調面の弱みがあり、秋初戦に予定していたローズSも感冒で出走取消。
4走前のチューリップ賞では、実績馬相手に重賞初制覇を達成。
2着馬エピセアローム、3着馬ジョワドヴィーヴル、4着馬ジェンティルドンナを直線一気の豪脚で一蹴した。
前走・札幌記念では初めて古馬の一線級と対戦して、勝ち馬から0.3秒差の4着と善戦。
現3歳牝馬の中でも能力は屈指の存在。
状態さえ整えば、まとめて負かす可能性も十分ある。
小回りで軽い芝の京都内回りも、身上の一瞬の切れ味を生かすには最適。
腸炎でローズSを回避した分は割引だが、当日までに少しでもデキが戻っていれば。

○ラスヴェンチュラス
のローズSで3着を確保して、秋華賞の優先出走権を手に入れた。
410kg前後の小柄な馬体で、前走時に-10kgと大幅に減っていた馬体重を戻したい。
今夏の新潟では、芝1800mで3走前の500万下1着同着、前々走・三面川特別3着でともに上がり3F32秒台をマーク。ハイペースの流れになれば、上位進出のチャンスはある。

○トーセンベニザクラ
今年1月に行われたフェアリーSの覇者。
前走・ローズSでスムーズさを欠く競馬になって5着に敗退。
しかし、オークス出走時から10kg増えた馬体は春からの成長を感じさせた。
約4か月の休み明けをひと叩きされた上積みが見込める今回、巻き返しの期待。

○ハワイアンウインド
自己条件の前々走・国東特別、前走・夕月特別と目下2連勝中で勢いに乗る今夏の上がり馬の1頭。
国東特別では、今回と同じ芝2000mで1分57.2のコースレコードをマーク。
翌週に行われた小倉記念の勝ち時計を0.1秒上回る価値の高い記録で、高速決着に強いのは大きな魅力。
重賞級の能力を証明済みだけに、G1のメンバーに入っても侮れない。
これまでとは相手が違うが、伸びしろもまだまだ残している。
前走が中7週。
それを叩いて中2週なら上積みも見込める。

○ブリッジクライム
紫苑S2着で優先出走権を獲得した。
前々走・三面川特別で上がり3F32.7秒の豪脚を繰り出して2着、前走の紫苑Sも上がり3F33.8秒の末脚を発揮して、勝ち馬のパララサルーに0.1秒差まで詰め寄っている。
瞬発力勝負の展開になれば、上位に食い込むチャンスがあるかも。

○アイスフォーリス
紫苑Sでは大外枠からのスタートで外を回らされる厳しい競馬になったのが響いた。
フローラS2着、オークス3着という実績の持ち主だけに、前走の敗戦だけで軽くは扱えない。
叩き2走目で本番は理想的なローテーション。
ロスなく本来の先行策を取れれば前走以上を期待できる。



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