おはようございます。 ご愛読頂きまして、誠にありがとうございます。 いよいよ『春』競馬も最終週。 来週から福島⇒新潟へと開催が移ります。 今週からは函館も開幕し、暦の上でも6月となり、『夏』競馬が始まります。 恒例の『夏割』も15日が締切となっております。 お急ぎ下さい!!(^_^;) さて、今週も木曜日は週末の重賞レースを解析します。 今週は「エプソムカップ」の1鞍だけ・・・。 ちょっと寂しいですねぇ。 ☆6/10(日) 第3回東京第4日11R 第29回エプソムカップ(G3) 芝1800m 別定 【有力馬情報】 ◎セイクレットレーヴ 別定戦で56kgの4歳以上に対し、52kgの3歳は大いに有利。 NHKマイルC5着。 2歳チャンピオンでもある2着アルフレードとは0.1秒差に健闘している。 上がり34.2秒は最速だし、クロッカスS勝ちもあり、いかにも東京が向く。 前走から1F延びるが、未勝利を勝った距離。 休み明け3戦目で上昇の余地も大きい。 ◎ダノンシャーク 安田記念を除外になって回ってきたが、(1.4.1.2)の1600mより(3.1.0.0)の1800mで安定感がある。 前走マイラーズCは自分の競馬なら強いシルポートに逃げ切りを許したが、自身休み明けでもあったし、上々の2着。 休養前の東京新聞杯5着は流れが向かなかった。 本来、長い直線は向く。 ひと叩きされて躍進必至。 ◎ダイワファルコン 中山中心の活躍だが、東京でも好走例はある。 中山金杯でフェデラリストとクビ差の競馬をしており、ダービー卿CT5着にしても0.2秒差。 G3ならいつでもチャンスはありそう。 4勝を挙げている1800m。 少しレース間は開いたが、放牧明けは走るので当然注意が必要。 ◎ダノンスパシーバ 新潟大賞典6着が2着とは0.1秒差。 前々走では小回りの福島で2着まで追い上げているし、馬体が絞れて安定して力を発揮できるようになっている。 今は2000mは距離が欲しいところだが、広い東京なら1800mでも大丈夫だろう。 流れひとつで。 ◎トーセンレーヴ オープン特別3勝。 重賞へ行くとひと押し不足しているが、まだ10戦のキャリアで勝率5割だから良血らしさは見せてきた。 前走は勝ち馬の逃げ切りで、ある程度動いて行かざるを得なかった。 長い直線の東京で末脚を生かせるようなら。 ◎モンテエン オープン入り後少しだけ伸び悩んだが、今春復帰して3、3着と安定感が出てきた。 前走、逃げ切った勝ち馬の上がりが33.3秒だから、あれ以上は難しかった。 流れが変われば。 ◎レッドデイヴィス 重賞3勝。 シンザン記念でオルフェーヴル、マルセリーナを負かし、鳴尾記念はショウナンマイティ、サダムパテックが相手。 実力は断然。 5着まで追い上げたマイラーズCで上昇の兆し。 今回あたり本領発揮か。 ◎シルクアーネスト 東京で準オープン2勝目。 昨春は安田記念に挑戦して二桁着順に終わったが、G3なら通用していい。 【データ解析】 ◎馬齢は? 過去10年の優勝馬10頭中、09年の6歳馬シンゲンを除く9頭は4・5歳の馬だった。 4・5歳だった馬の好走率は6・7歳だった馬のそれを大きく上回っている。 今年もまずは4・5歳の若い馬に注目。 ◎人気は? 過去10年の3着以内馬30頭中19頭は関東馬だった。 また、関東馬の勝率・連対率・3着内率は、関西馬のそれらを上回っていて、関東馬が優勢。 また、単勝オッズが10倍以上だった馬について所属別成績を見ると、3着以内に好走した11頭のうち9頭は、関東馬だった。 前評判の低い馬を比較する際は、関東馬を特に重視すべきなのかもしれない。 ◎脚質は? 東京競馬場の馬場改修工事が行われた03年以降のエプソムCで、前走がJRAの平地レースだった馬について、その上がり3F順位別成績を調べたところ、前走で出走メンバー中3位以内の上がり3Fをマークしていた馬が、3着内率34.0%と優秀な好走率をマークしていた。 前走内容を比較する際は、レース終盤の脚色が良かった馬に注目。 ◎前走は? 08年以降の3着以内馬12頭中、08年2着のヒカルオオゾラ、10年2着のシルポートを除く10頭は、前走が4角の位置が8番手以下の馬だった。 近年の傾向を重視するなら、前走で先行していた馬は割り引きが必要かもしれない。 ◇HPでアンケート実施中◇ ダービーエクスプレス http://fhp.jp/derbyexp