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2012年04月05日 12時00分 発行
ダービーエクスプレス【重賞情報】3
ここでは牝馬クラシック第1戦『桜花賞』をご紹介いたします。

☆4/8(日) 第2回阪神第6日11R 第72回桜花賞(G1) 芝外1600m 牝馬・馬齢

【有力馬情報】

◎ハナズゴール
前走2歳女王ジョワドヴィーヴルを並ぶ間もなく抜き去った。
相手が久々で使われてきた強みがあったとはいえ、差して2馬身半差は圧勝といえるもの。
ラスト3Fが11.2→11.2→11.4と推移した前々走でも、4角12番手から差して2着に2馬身半。
その切れ味はジョワドヴィーヴルに勝るとも劣らない。前走の12キロ減は1、2戦目と同じ数字だが、中間に輸送を挟んだ影響も少なからずあっただろう。前走後も栗東に滞在し、馬体はフックラ。まだ上積みがありそうだ。

◎ジョワドヴィーヴル
緒戦は3着。
スタートが格段に上達していたし、馬込みでレースを運び、間を割って出る、これまでにない立ち回り。
ラスト3F34.1秒で上がった1、2戦目のような鋭さがなかったあたりに物足りなさがあった。
休養明けだったし、前哨戦としては悪くない滑り出しだった。
小柄で極端に大きな上積みは見込みづらいが、馬体は維持できているし、攻めの気配も前走時以上。
今度は本来の切れ味を発揮できそうだ。

◎ジェンティルドンナ
チューリップ賞4着からの臨戦。
中間に熱発して順調さを欠いていたことを思えば、ジョワドヴィーヴルから半馬身差なら悪い結果ではない。
牝馬がシンザン記念を制したのは、99年の桜花賞2着馬フサイチエアデール以来。
相手も朝日杯FS4着馬など、それなりにメンバーが揃っていた。
順調な今回、実績を素直に評価できる。

◎エピセアローム
チューリップ賞2着からの臨戦。
ジョワドヴィーヴル同様、阪神JF以来の実戦で、しかもこちらは大外枠。
これで先着できたのだから素直に評価していい。
行きたがる面が阪神JF時よりマシだったのは収穫。
1度使ったことがガス抜きになりそうだし、前に壁を作れれば、もう折り合いは心配なさそう。
前走後も順調に調整できている。

◎アイムユアーズ
昨年の阪神JFの2着馬。
年明け緒戦にはフィリーズRを選択し、人気に応えて最高のスタートを切った。
持ち味は何といっても立ち回りの巧さ。枠の内外やペースの遅速を問わず、スッと好位を取れて終いまで確か。
ファンタジーSでは差す形でも結果を出している。
美浦で追い切って前哨戦に使い、そのまま栗東に滞在する調整は阪神JF時とまったく同じ。

◎ヴィルシーナ
クイーンCの勝ち馬。
負かした相手も、後にフラワーCを制したり、フィリーズRで3、4着に入ったりと、ハイレベルなメンバー。
エリカ賞でも毎日杯勝ちのヒストリカルを負かしていて、高い能力を秘めている。
折り合いがついてタメが利き、追って切れる脚も使う。
どちらかといえばもっと長い距離に適性がありそうだが、直線の長い外回りで切れ味勝負ならマイルでも問題なし。
レース間隔は開いたが、態勢も整っている。

◎サウンドオブハート
阪神JFの3着馬。
当時は大外枠で終始外を通らされながら、先行策から渋太く踏ん張ってアイムユアーズとはハナ差。
紅梅Sも、身動きが取れない場面がありはしたが、追って切れに切れた。
やはり能力は高い。
そこから3カ月ほど開いた影響が気になるところだが、力を出せる態勢にありそうだ。

他に、目下3連勝、馬場の良不も問わないパララサルー、決め手鋭いプレノタートなど

【データ解析】
G1ですので、詳細版をお届けします。

◎勝利数は?
阪神改装後の07年以降、出走馬中最多勝利馬の着順は(27)(23451017)(13917)(127)(23579)着。
1〜3着だった9頭中8頭は、マイル以上で重賞を勝っていた。
また、05年のデアリングハートを最後に1勝馬は馬券に絡んでいない。

◎芝実績は?
芝で連対率5割を割り込んでいたのは、大波乱となった08年の1,2着馬だけ。

◎クラス実績は?
3着以内馬30頭全馬がオープン特別勝ちか、重賞で1〜3着している。
非該当馬の最高着順も8着。

◎1600m実績は?
オープン1〜3着の実績があった馬が3着以内馬30頭中28頭。
外回りコースで行われるようになった07年以降に限れば、15頭全馬がクリアしている。

◎阪神実績は?
3着以内馬30頭のうち関西馬は20頭。
そのうち18頭に阪神の芝のレースで1〜3着の実績があった。
該当しなかったのは、09年のレッドディザイアとジェルミナルだが、後者には阪神の芝で重賞5着があった。

◎初勝利は?
30頭中25頭が2戦目までに初勝利。
残る5頭中3頭も3戦目には勝ち上がっていた。
理想は2戦目、最低でも3戦目。
例外5頭中3頭は07年以降の出走馬だが、勝ち馬は1頭もいない。

◎敗戦内容では?
芝で0.6秒以上の差をつけられて負けた経験のあった馬は3着以内馬に8頭。
最も多かった馬は3回だが、これは1頭だけ(08年エフティマイア)。
勝ち馬に限れば、02年(地)アローキャリーと08年レジネッタが2回、10年アパパネが1回。
このうちアパパネとレジネッタの1回は初戦でのもの。
「初戦を除いて1回以内」が勝ち馬選びの目安。

◎滞在馬は?
過去の栗東滞在の関東馬は過去10年で(1.2.1.12)。
02年7番人気で2着、06年5番人気で3着、10年1番人気で1着、11年1番人気で2着している。
上位人気で敗れたのは08年ブラックエンブレム(10着、4人気)と09年ダノンベルベール(8着、3人気)のみ。

◎トライアルは?
アネモネSが桜花賞TRとなったのが95年。
以降、3つの桜花賞TRとフラワーCのすべてを関東馬が制したのは今年が初めて。
最も近い年が、フィリーズR、アネモネS、フラワーCの3つを関東馬が制した06年。
桜花賞を制したのは、やはり関東馬、フラワーCを制したキストゥヘヴンだった。
王道は、4連対のチューリップ賞経由。
ここで連対していることが絶対有利。
そのほか、2連対のクイーンC経由とエルフィンS経由。
あとは、フィリーズレビュー経由とフラワーCまでを押さえれば十分。
チューリップ賞以外は、勝っていることが好走条件だ。


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