ここでは、土曜日・中山で行われるNZTについて分析します。 ☆4/7(土) 第3回中山第5日11R 第30回ニュージーランドT(G2) 芝外1600m 馬齢 [NHKマイルCトライアル=3着まで優先出走権] 【有力馬情報】 ◎ジャスタウェイ 新馬を5馬身差で楽勝し、新潟2歳Sで2着に敗れたものの後続につけた着差が5馬身。 休み休みで2勝目が遠かったが、前走アーリントンCでしんがり一気の追い込みを決めた。 姉スカイノダンより距離に融通性はありそうだが、1、2、1着のマイルがベストか。 関東への輸送は経験済み。 重賞連覇のチャンス。 ◎オリービン アーリントンC2着。 馬込みからタイミング良く抜け出したところを強襲されたが、レース内容としては申し分なし。 2歳時には京王杯2歳S3着。 明らかに展開に泣いたシンザン記念を除けば掲示板を外していない。 以前、関東への輸送で馬体が減ったが、それまでが太かった。 前走の体をキープできれば。 ◎サドンストーム 京王杯2歳S2着時にオリービンには先着し、そこで敗れたレオアクティブにはファルコンSで先着している。 左回りがスムーズな走りだが、朝日杯FSで6着に健闘し、この顔ぶれなら上位レベル。 当然1600mも守備範囲。 ◎バンザイ 新馬・若竹賞とも逃げ切り。 控える形になったスプリングSで伸び切れなかったのは仕方がないところ。 不良馬場で勝っており、今の中山の馬場は向く。 一転してスンナリした競馬に持ち込めるようなら。 ◎オコレマルーナ 1800mで3、5着に対して、1600mでは1、2、1着。 姉がスプリンターズSのアストンマーチャンで、前走は距離短縮がプラスに働いた。 折り合い重視で切れ味を引き出され、あの競馬は今後につながりそう。 ◎セイクレットレーヴ 休み明け3戦目でクロッカスSを勝った。 後手に回ったのは誤算だろうが、末脚勝負で新味が出た点を買える。 叩いてからの方が良さそうなタイプだが、3カ月ぶりだった葉牡丹賞は道悪の影響も感じられた。 中山1600mではジュニアC2着があるし、いきなりからでも。 ◎マイネルアトラクト 安定した先行力の持ち主でシンザン記念2着がある。 きさらぎ賞は速い上がりを要求される流れで鋭さ負けの形。 マイルの流れが良さそう。 【データ解析】 ◎実績は? 前走500万下を勝った直後に連対した馬が10年で7頭。 しかし、1着馬に限ると10頭中8頭が芝1200〜1800mの重賞で1〜5着と掲示板に載る成績をマークしている。 ◎距離適性は? 前走1200mからの臨戦は02、03年に3連対しているが、それ以降は3着が3頭のみ。 1400〜1600mからの臨戦も苦戦している。 主力は前走1800〜2000mのクラシック路線組。 最近7年の優勝馬のうち5頭が該当する。 ◎前走着順は? 6着以下だった馬は1〜3着になったのがそれぞれ1頭ずつ。 巻き返しは苦しいか。 また、2ヶ月以上の休み明けでは連対馬はゼロ。 3着に1頭いるのみ。 ◎人気は? 1番人気は(4.1.1.4)。 連対率50%は磐石とはいえない。 2番人気は(1.1.2.6)と頼りない。 11番人気が2勝。12番人気は1勝。 2着にも11番人気が1回、16番人気が2回入っており、人気薄の連対が目立つ。 ダービーエクスプレス http://fhp.jp/derbyexp