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2012年03月29日 12時00分 発行
ダービーエクスプレス【重賞情報】2
こんにちは。
この時間は、日曜・阪神で行われる「産経大阪杯」を分析してみました。

☆4/1(日) 第2回阪神第4日11R 第56回産経大阪杯(G2) 芝2000m 別定

【有力馬情報】

◎トーセンジョーダン
昨年秋の天皇賞馬がここから復帰する。
ジャパンCクビ差2着、有馬記念も0.3秒差5着と一線級でずっと勝ち負けしてきた実力馬。
どこに入っても力上位。
2000mの持ち時計が58kgで1分56秒1。
斤量は問題ないし、距離短縮も時計勝負も望むところ。
中山での好走歴を思えば、阪神の坂もまったく問題ないだろう。
いきなり力を出せそうだ。

◎フェデラリスト
重賞2勝を含む4連勝中。
特に前走の中山記念は、直線半ばでも前を行く2着馬にはかなり離されていたが、たった1頭、馬群から弾かれたように伸び、ゴール寸前でキッチリ捉え切った。
3着馬との0.8秒差に、その末脚がいかに猛烈だったかが分かる。
中山で4戦4勝なら、同様に坂のある阪神でもまったく問題ないはず。

◎ショウナンマイティ
前走は4角最後方から猛烈に追い込んでハナ差2着。
前残りの展開を考えれば負けて尚強しといえるし、久々でもあったことを思えば悪くない結果。
その前走が16kg増。
仕上がりは良かったが、使っての上積みは十分にあるはず。
相手はグンと強くなるが、この馬も同世代のトップクラスと互角に渡り合ってきた実力馬。
見劣りはしない。

◎アーネストリー
昨年の宝塚記念の覇者。
当時が58kgを背負ってのレコード勝ち。
一昨年の秋の天皇賞で3着もある馬だし、阪神2000mは望むところ。
斤量も58kgならまったく不安はない。
500kgを超える大型馬だが、久々で3、5、1、1、3、1着とポン駆けするタイプ。
緒戦から勝ち負けできそう。

◎ローズキングダム
一昨年のJC覇者。
昨年の宝塚記念では、自身も従来のレコードを0.5秒上回る時計で4着。
それを思うと昨秋のG1・3戦はちょっと物足りないが、馬体が減少傾向にあったし、デキがもうひとつだったのか。
休養の効果は見込んでいいだろう。
久々は、昨秋緒戦の京都大賞典勝ちを含む3、1、3、1着と苦にしない。
その京都大賞典が59kg。
57kgなら。

◎ナカヤマナイト
昨春の牡馬クラシックで5、4着。
フランス遠征2戦では結果が出なかったが、帰国緒戦の前々走が格の違いを感じさせる勝ちっぷり。
前走のAJCCも、有馬記念4着の勝ち馬には敵わなかったが、悠々2着確保。
地力強化を感じさせる。
中山4戦の内容を見ると阪神でも問題はなさそう。
他馬との斤量差も魅力。

【データ解析】

◎人気は?
1番人気馬の3着内率が90.0%と安定した成績を収めている。
それに対し、2番人気馬からは、2着と3着に各1頭ずつ入っているのみというのは気になるところ。
また、単勝オッズ別に分類して成績をみると、単勝オッズ10.0〜19.9倍の馬から3着馬が5頭送り出されて、単勝オッズ30.0〜49.9倍のグループから2着馬が3頭出ている点も、考慮した方が良いかもしれない?

◎関東VS関西?
関東馬が勝利したのは、99年のサイレントハンターが最後で、それ以降は関西馬が12連勝中。
ただし、過去10年の成績における連対率・3着内率は、関東馬の方が高くなっている。

◎前走は?
勝率では前走2着馬が23.5%でトップとなっているが、3着内率においては、前走1着馬から5着馬までで大差はなく、産経大阪杯では前走で5着以内だった馬が好成績を収める傾向が強い。
その一方で、前走6着以下のグループからは勝ち馬こそ出ていないものの、2着馬3頭、3着馬5頭が出ている。

◎ローテーションは?
05年以降、このレースが今年の3戦目という馬が毎年連対している。
ここ2年は1、2着馬ともに該当している。

ダービーエクスプレス
http://fhp.jp/derbyexp
          
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