こんにちは。 この時間は、日曜・阪神で行われる「産経大阪杯」を分析してみました。 ☆4/1(日) 第2回阪神第4日11R 第56回産経大阪杯(G2) 芝2000m 別定 【有力馬情報】 ◎トーセンジョーダン 昨年秋の天皇賞馬がここから復帰する。 ジャパンCクビ差2着、有馬記念も0.3秒差5着と一線級でずっと勝ち負けしてきた実力馬。 どこに入っても力上位。 2000mの持ち時計が58kgで1分56秒1。 斤量は問題ないし、距離短縮も時計勝負も望むところ。 中山での好走歴を思えば、阪神の坂もまったく問題ないだろう。 いきなり力を出せそうだ。 ◎フェデラリスト 重賞2勝を含む4連勝中。 特に前走の中山記念は、直線半ばでも前を行く2着馬にはかなり離されていたが、たった1頭、馬群から弾かれたように伸び、ゴール寸前でキッチリ捉え切った。 3着馬との0.8秒差に、その末脚がいかに猛烈だったかが分かる。 中山で4戦4勝なら、同様に坂のある阪神でもまったく問題ないはず。 ◎ショウナンマイティ 前走は4角最後方から猛烈に追い込んでハナ差2着。 前残りの展開を考えれば負けて尚強しといえるし、久々でもあったことを思えば悪くない結果。 その前走が16kg増。 仕上がりは良かったが、使っての上積みは十分にあるはず。 相手はグンと強くなるが、この馬も同世代のトップクラスと互角に渡り合ってきた実力馬。 見劣りはしない。 ◎アーネストリー 昨年の宝塚記念の覇者。 当時が58kgを背負ってのレコード勝ち。 一昨年の秋の天皇賞で3着もある馬だし、阪神2000mは望むところ。 斤量も58kgならまったく不安はない。 500kgを超える大型馬だが、久々で3、5、1、1、3、1着とポン駆けするタイプ。 緒戦から勝ち負けできそう。 ◎ローズキングダム 一昨年のJC覇者。 昨年の宝塚記念では、自身も従来のレコードを0.5秒上回る時計で4着。 それを思うと昨秋のG1・3戦はちょっと物足りないが、馬体が減少傾向にあったし、デキがもうひとつだったのか。 休養の効果は見込んでいいだろう。 久々は、昨秋緒戦の京都大賞典勝ちを含む3、1、3、1着と苦にしない。 その京都大賞典が59kg。 57kgなら。 ◎ナカヤマナイト 昨春の牡馬クラシックで5、4着。 フランス遠征2戦では結果が出なかったが、帰国緒戦の前々走が格の違いを感じさせる勝ちっぷり。 前走のAJCCも、有馬記念4着の勝ち馬には敵わなかったが、悠々2着確保。 地力強化を感じさせる。 中山4戦の内容を見ると阪神でも問題はなさそう。 他馬との斤量差も魅力。 【データ解析】 ◎人気は? 1番人気馬の3着内率が90.0%と安定した成績を収めている。 それに対し、2番人気馬からは、2着と3着に各1頭ずつ入っているのみというのは気になるところ。 また、単勝オッズ別に分類して成績をみると、単勝オッズ10.0〜19.9倍の馬から3着馬が5頭送り出されて、単勝オッズ30.0〜49.9倍のグループから2着馬が3頭出ている点も、考慮した方が良いかもしれない? ◎関東VS関西? 関東馬が勝利したのは、99年のサイレントハンターが最後で、それ以降は関西馬が12連勝中。 ただし、過去10年の成績における連対率・3着内率は、関東馬の方が高くなっている。 ◎前走は? 勝率では前走2着馬が23.5%でトップとなっているが、3着内率においては、前走1着馬から5着馬までで大差はなく、産経大阪杯では前走で5着以内だった馬が好成績を収める傾向が強い。 その一方で、前走6着以下のグループからは勝ち馬こそ出ていないものの、2着馬3頭、3着馬5頭が出ている。 ◎ローテーションは? 05年以降、このレースが今年の3戦目という馬が毎年連対している。 ここ2年は1、2着馬ともに該当している。 ダービーエクスプレス http://fhp.jp/derbyexp