おはようございます。 ご愛読頂きまして、誠にありがとうございます。 毎週木曜日は、今週行われる重賞レースの【有力馬情報】と【データ解析】の配信日となります。 今週はG1レースも小休止。 G2・G3各1レースずつとなります。 天皇賞に向けて、重要な一戦となる阪神・産経大阪杯(G2)と一昨年ここからショウワモダンが大化けした中山・ダービー卿CT(G3)の2鞍です。 8時(今号) 中山 ダービー卿CT(G3) 12時 阪神 産経大阪杯(G2) の順に配信いたします。 もうひとつ話題としては、やっと『福島競馬場』に競馬が戻ります。 地震と原発事故以来数々の試練に見舞われている福島県にとって、復興への僅かな一歩かもしれませんが、盛大に開催されることを祈ってやみません。 予想のお役に立てば幸いです。 ☆4/1(日) 第3回中山第4日11R 第44回ダービー卿チャレンジトロフィー(G3) 芝・外1600m ハンデ 【有力馬情報】 ◎サトノタイガー テレビ山梨杯が鮮やかだったし、昇級のスピカSをアタマ差でも押し切り2連勝。 マイル前後に適性があったということだろう。 使われながら馬体が増えているのは好感。 兄シャドウゲイトが初めて重賞を勝ったのは5歳の中山金杯だったし、まだ成長を見込める。 重賞の速い流れなら折り合いをつけやすいし、ハンデ面の恩恵も得られそう。 ◎アプリコットフィズ 中山牝馬Sで案外だったが、休み明けの1800m戦では昨夏のクイーンSでも崩れている。 叩いての変わり身を期待できるケースだ。 京成杯AH、富士SでマイルCS連対の牡馬相手に好レースを続け、キャピタルSではガルボを下している。 マイル戦ならひと味違うはず。 ◎ツクバホクトオー 東風Sは馬場状態を生かしての逃げ切りだったが、3馬身半差の大楽勝で、本来の体調を取り戻している。 ダート中心の活躍だったが、もともとは新潟2歳Sで2着したスピードタイプ。 前走と同じ舞台だし、極端にハンデが重くなることもない。 自分の型なら。 ◎オセアニアボス 出脚が鈍く、内を狙って不利を受けるケースが目立つ。 4着の阪急杯にしても終いはよく伸びていた。 1400mがベストの成績だが、1600mでも2勝していて十分に守備範囲。 スムーズに捌いてこれれば。 ◎ダイワファルコン 中山5勝のコース巧者で、今期も中山金杯2着と好調。 続く中山記念はシルポートの大逃げで、上位を占めたのは内を狙った馬ばかりだった。 リズム良く走れれば当然巻き返し。 ◎ガルボ 昨年2着した阪急杯で今年は5着。 内で窮屈になったのが痛かったが、まず大崩れはしない。 案外中山での経験は少ないが、朝日杯FS4着にニューイヤーS2着と好相性。 引き続き上位へ。 ◎ベルシャザール 菊花賞のあとノドの手術をして春に備えていた。 ダービー3着で世代トップクラス。 マイル戦は初めてだが、マルカキャンディの仔で姉にライムキャンディ。 新味が出るかも。 ◎ミッキードリーム 毎日杯2着でもともと高い能力の持ち主。 昨秋、朝日CCを勝ち、毎日王冠3着の好成績を残した。 休み明けを叩かれた大阪城Sでは58kgを背負って4着。 大分立ち直ってきた。 【データ解析】 ◎人気は? 勝率でトップとなる12.5%を叩き出したのは「6〜9番人気」のグループ。 3着内率のトップは「2番人気」・「4番人気」・「5馬人気」組が30.0%で並んでいるが、「6〜9番人気」馬も25.0%で続いており、「1番人気」・「3番人気」組の20.0%を上回っている。 「6〜9番人気」馬の台頭は、十分に警戒しておくべきレースと言える。 ◎ハンデは? 負担重量別の成績では「54〜54.5kg」を背負っていた馬が好走率のすべてのカテゴリーでトップの数値を弾き出していた。 連対率・3着内率でも、それぞれ唯一の21.9%、34.4%と優勢は明らか。 しかも、「54〜54.5kg」で3着以内に入った馬の単勝人気がすべて4番人気以下だった点は、覚えておいて損はないだろう。 今年も54kg台の馬が好走を見せるか。 ◎前走は? 前走1600m組が優勝馬も10頭中9頭送り出されている。 前走1600m組と1600m以外組に分けて比較すると、連対率・3着内率は2倍以上の開きがある。 1600mグループの優位が目立っている。 前走のレースをチェックする際は、1600mに出走していた馬を重視か。 ダービーエクスプレス http://fhp.jp/derbyexp