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2012年03月15日 08時00分 発行
ダービーエクスプレス【重賞情報】1
おはようございます。
ご愛読頂きまして、誠にありがとうございます。

毎週木曜日は、その週に行われる重賞レースの【有力馬情報】と【データ解析】の配信曜日です。

今週は4鞍もあるので、2鞍ずつ2回に分けて配信しますね。

8時(今号)は
 ・中京 ファルコンS(G3)
 ・中山 フラワーC(G3)
12時には
 ・阪神 阪神大賞典(G2)
 ・中山 スプリングS(G2)

の順でご紹介いたします。

☆3/17(土) 第1回中京第5日11R 第26回ファルコンS(G3)  芝1400m 別定

【有力馬情報】

◎トウケイヘイロー
朝日杯FSでは速いペースながら引っ掛かっていたが、シンザン記念でも同様で4角まで掛かり、直線でピリッとした脚が使えなかった。
もう少し落ち着きが出れば距離もこなせるのだろうが、今は1200〜1400mがベストなのかも知れない。
とはいえ、1600mの前2走ともに4着と崩れてはいないし、時計も優秀。
くるみ賞1400mではレコード勝ち、当時2着のレオアクティブを寄せつけずに圧勝。
1400mに戻り、強烈差しが見られるか。

◎ローレルブレット
あとワンパンチ利けばという内容が続くが、強力馬相手だから伸び負けてしまったのも仕方なかったか。
脚質に幅が出ており、久々の短距離となるが、タメて末脚を生かすパターンがここで生きるかも知れない。
メンバー構成からも大駆けの可能性を秘める。

◎レオアクティブ
緩い流れではかなり力んで走るタイプで折り合いが鍵になるが、朝日杯FSは鞍上が最後まで我慢、直線大外から一気に伸びての3着。
1600mを克服したとはいえ、やはり適性は1400mまで。
京王杯2歳Sの勝ちっぷりは印象的だった。
左回りの東京が合うし、ワンパターンの追い込みも爆発的。
くるみ賞では2着確保とはいえ、トウケイヘイローに完敗した。
同じ左回りとはいえ、今度は草丈が長く力を要す中京の芝、トウケイとの比較でどうか。
並ぶところまで行けばしめたものだが。

◎ブライトライン
今回が初めての1400m。
いつも折り合いに専念しながらのレース。
アーリントンCでも動くのを我慢したが4角で外からダローネガがきたら、ハミを噛んでしまった。
1600mでも行きたがるのだから、もっと短縮なら新境地を開くかも知れない。
持てる素質には相当な評価、変わる要素は多分にある。

◎ネオヴァンクル
ひと息入れての出走となったアーリントンCはイレ込んでいたし、1600m戦で最後は止まって6着。
大型馬でひと叩きの効果があるはず。
加えて今度は得意と思える距離で好位差しの器用さに注目。

◎レオンビスティー
シンザン記念はやはり距離が長過ぎた。
ソロッと行かせても行きたがり、内に入れて前に壁を作り、何とか我慢させて直線一瞬いい脚を使ったが長続きしない。
1F短縮で今度は見直すべきか。

◎サドンストーム
京王杯2歳Sで2着。
左回りの方がモタれる面を見せずに向いている。
朝日杯FSは勝負どころで少し包まれ気味、直線で前が開いてそれなりに伸びてきたが6着まで。
ここはコース・距離1400mともベストの条件。
楽しみな存在。

◎エクセルシオール
クリスマスローズSが6着と案外。
しかし気分良く行かせペースが速くなり過ぎ、しかも中山の坂が影響したか、ゴール前で甘くなってしまった。
同じ坂があるが、中京はマシか。
1F延長でも楽に行けるようならスピードは魅力。

【データ解析】

3月施行になってからの06年以降を参考にし、コース替わりに影響のないポイントを挙げて検証すると。

◎実績は?
過去に重賞連対歴があったのは2頭、オープン特別連対歴があったのは4頭。
過去の連対馬の半数しかオープンでの実績がなかった。
昨年、新馬勝ちしたばかりのヘニーハウンドが優勝しているように、実績は必ずしも必要ではない。

◎距離適性は?
過去の連対馬12頭中8頭がマイル以上の出走歴があった。
最低でも1400mの出走歴はほしいところ。


☆3/17(土) 第2回中山第7日11R 第26回フラワーC(G3) 芝1800m 牝馬・別定

【有力馬情報】

◎メイショウスザンナ
セントポーリア賞ではレースぶりが一変。
素早く先手を奪うと終いを11.2秒−11.2秒−11.7秒でまとめてハナ、クビ、クビ、クビ差の激戦を制した。
牡馬相手の勝利は自信につながる。
パララサルーの2着した菜の花賞では外から追い込んでおり、どんなレースでもできる。
重賞でも牝馬限定なら主力視できる。

◎オメガハートランド
中山マイルの外枠が不利だったフェアリーSでクビ、ハナ、ハナ差。
クイーンCは自身の上がりが33.7秒だから、流れが落ち着き過ぎた。
ここまで不利な競馬が多かったが、新馬勝ちした1800mならゆとりを持ってレースを運べるか。

◎ブリッジクライム
中山で新馬を大楽勝。
牡馬の強敵揃いの2戦目は6着だったが、牝馬限定の前走4着と上向いてきた。
右回りはスムーズ。
カリバーンの下で今後力をつけて行く馬だろう。
重賞でもこの顔ぶれなら差は感じない。

◎アイスフォーリス
フェアリーS7着でも0.2秒差。
牝馬重賞で十分通用するレベル。
安定した先行力が魅力。
不良馬場の葉牡丹賞で伸びを欠いた。
近頃週末は雨続きで馬場状態が鍵になりそう。

◎ウイングドウィール
中山牝馬Sを勝ったウイングレットの仔。
前走で2着し、重馬場での好走も収穫だった。
使い減りするが、休み明け2戦目ならまだ大丈夫だろう。
当日落ち着いていれば。

◎ミッドサマーフェア
後手に回ったクイーンCで2着イチオクノホシとは0.4秒差。
自己条件の黄梅賞で勝ち切れなかったのは不満だが、牡馬相手にハナ、クビ差なら。
末脚強化して要注意の存在。

◎ヘレナモルフォの前走は牝馬限定とはいえ、メンバーが揃っていた一戦。
現状ハナを切った方が良さそうだ。
馬場悪化なら渋太さを行かせる場面がありそう。

◎ハイリリー
葉牡丹賞でコスモオオゾラ、メイショウカドマツ相手の3着が光る。
その後は少し不振だが、クイーンCで4着とは時計差がなかった。
中山に替われば。

◎マイネボヌール
紅梅S2着。
阪神JF3着のサウンドオブハート相手に0.1秒差に健闘した。
このメンバー構成なら実績上位。
未勝利勝ちはマイルの不良馬場で2馬身差の楽勝。
距離延長に耐えるスタミナはありそうだ。

【データ解析】

ここでは中山で施行された過去9回の結果をもとにしていく。

◎ローテーションは?
主力は8連対の芝1600m以上の500万経由で、好走の目安は1着。
ほかでは、4連対の芝1600m以上のG3経由と、2連対のホープフルS経由も注目しておきたい。
前者は7着以内、後者は2着以内に入っていることが好走条件だ。

◎距離実績は?
過去9回の連対馬を見ると、マイル以上で勝ち鞍がなかった馬は1頭もいなかった。
ここが最低条件で、さらに1800m以上の連対経験があれば、好走する可能性は高まる。


ダービーエクスプレス
http://fhp.jp/derbyexp
          
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