重賞情報、最後は8日(日)に行われる「シンザン記念」の情報です。

★1/8(日)　第1回京都第2日11Ｒ　第46回シンザン記念(G3)　芝外1600m　馬齢・別定

【有力馬情報】
トウケイヘイロー
朝日杯ＦＳで4着だったが、速いペースに乗って直線では一旦先頭に立つ場面。
敗れてなお強しを思わせるに十分の内容。
行きたがる面はまだ残っているが、レコード勝ちのくるみ賞のように折り合えば切れる脚を使う。
キャリアを積みつつ地力を強化しており、G3のマイル戦なら力を出し切れそう。

ジェンティルドンナ
不良馬場のデビュー戦こそ2着だったが、2戦目は後続を3馬身半突き放す完勝。
素質の高さを見せつけた。
その前走は好位内目を追走し、前が開くのを待ってから追い出すという余裕綽々の大人びたレース運び。
格上挑戦になるが、あの内容ならここでも十分やれそう。

サンシャイン
ラスト1F地点から一気に伸びて新馬勝ち。
姉ワンカラットとは違って小柄だが、スローな流れを問題にせず、楽々差し切った末脚の切れはなかなかのもの。
それもまだ気性の若さを覗かせていただけに、ひと叩きした上積みを考えれば、ここに入っても楽しみはある。

ダノンムーン
そう大きくないが、バランスの取れた好馬体の持ち主。
3着だった前走は前半1200mが1分17秒1という超スローで、典型的な前残りの決着。
伸び切れなかったのも仕方ない。
マイルは初めてだが対応できそうなタイプ。
変わり身を警戒。

ラシンティランテ
阪神ＪＦで積極的なレースをしたが、終い失速した。
行きたがっていた分か。
札幌2歳Ｓ6着もあり、重賞の舞台で一線級相手に揉まれてきたキャリアは強み。
ジックリ構えれば本来の末脚を発揮できるはず。

オリービン
京王杯2歳Ｓ3着を含め、ここまでに5戦してすべて3着以内と堅実。
外を回って楽に抜け出した前走の勝ちっぷりも強いの一語。
キャリアを積む毎にレース運びが上達しており、折り合って流れにさえ乗れればここでも上位争いは確実。

【データ解析】
◎枠順は？
勝ち馬で一番外枠が9番枠。
2着馬で11番。3着馬でも12番と内枠が比較的有利。

◎ローテーションは？
3着以内30頭のうち29頭が中4週以内で休み明けは厳しいか？

◎ステップは？
前走がオープン特別なら3着以内。
条件戦なら1着が条件。
そんな中で朝日杯FS組は例外で、05年以降7頭が馬券に絡み、そのうち2〜5着だった馬が5頭だった。

◎距離実績は？
3着以内30頭のうち、29頭は1400〜1800mで3着以内の実績があった。

◎性別は？
牡・セン馬が圧倒している。
牝馬で馬券に絡んだのは後の桜花賞馬となる、07年ダイワスカーレットと11年マルセリーナだけ。


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