ここでは、「京都金杯」の情報をお届けいたします。 ★1/5(木) 第1回京都第1日11R 第50回京都金杯(G3) 芝外1600m ハンデ 【有力馬情報】 サダムパテック 昨年の皐月賞2着馬。 前走の鳴尾記念は同じ3歳馬に後れを取りこそしたが、1kg重い斤量を背負っての0.1秒差。 負けて尚強しといえるだろう。 2歳時以来のマイルだが、朝日杯FSで勝ち馬から0.2秒差の4着がある馬。 力を出せる距離だし、京都にも不安はない。 前で運んでも終いまでしっかりしたタイプ。 開幕週の芝もプラスに出そうだ。 レーヴディソール 一昨年の2歳女王。 ほとんど追うところなく、ホエールキャプチャやアヴェンチュラを下したほどの素質馬。 骨折で8カ月もの休養を余儀なくされ、前走時でもまだ復調途上だったし、実質トップハンデで0.3秒差なら、4着でも評価できる。 牡馬相手だが、まだ良化が見込めるし、実績のあるマイルに戻るのもいい。 改めて注目。 ダノンヨーヨー 前走はマイルCS4着。 同レースでは一昨年にも2着。 京都マイルはベストといえる条件。 良馬場なら上がり3F33秒台前半はザラで、3走前の毎日王冠では上がり3F32.8秒。 発馬難が解消しないのはネックだが、それを補って余りあるほど末脚は鋭い。 開幕週の芝も大きな問題にはなるまい。 あとはハンデがどうか。 ブリッツェン 昨秋の2走はいずれも不得手の道悪でノメッていたもので参考外。 昨春、美浦からの輸送競馬で阪神のダービー卿CT勝ち。 長距離輸送に不安はないし、重賞で勝ち負けできる力も備えている。 前で運べて終いの確かな脚質も、開幕週の芝では強み。 ガルボ 昨年の2着馬で、この舞台では3歳時にシンザン記念勝ち。 相性のいいコース。 前で流れに乗って終いまで確かなタイプ。 高速決着で1分32秒台の時計を要求されるとちょっと分が悪いが、33秒台中盤なら堅実。 前々走で復調は示したし、前走は内で窮屈な競馬を強いられながらもシルポートとはクビ差。 スムーズなら。 アスカクリチャン 準オープンを勝っての昇級戦だが、前走は2着が朝日杯FS5着のリフトザウイングス、3着はオークス3着のアグネスワルツ。 それまで実績のなかった右回りで、馬体もやや太目、しかも58kgで押し切ったのだから、地力強化は歴然。 1分33秒台前半の決着なら対応できるし、切れる脚もある。 ハンデの恩恵も見込める。 要注意。 シルポート 昨年の勝ち馬。 昨秋はベストの単騎逃げの形でも結果が出なかったが、行けずに控える形になった前走で5着。 まだ力は衰えていない。 スピードを生かせる直線平坦コースで開幕週なら舞台は最高。 スンナリとハナを切れる組み合わせになれば。 【データ解析】 過去10年のデータを解析すると ◎距離実績は? 3着以内馬30頭の内、半数の15頭に芝1600〜1800mで重賞勝ちがあった。 05年・10年は1〜3着がすべて重賞未勝利だった点は気になるが、その他の年は連対馬のいずれかに必ずこの条件が当てはまる。 「前走1400m以上で5着以内」を満たせば信頼度アップ。 ◎前走は? 前走がG1なら着順不問だが、1000万下〜オープン特別なら1着。 G2、G3なら一桁順位が目安。 ◎コース実績は? 連対馬のべ20頭のうち17頭に京都の芝で勝利経験あり。 あとの3頭はすべて関東馬。 関西馬なら必須条件。 ◎ハンデは? 57kgまでが狙い目。 57kgは(5.3.0.12)だが、57.5kgとなると(1.2.1.10)となってしまう。 ◎ローテーションは? 身体を絞りづらい寒い季節にあって、休み明けは成績が思わしくない。 3着以内30頭は全馬が中6週に納まっている。 ◎年齢性別は? 4歳=(3.3.5.33) 5歳=(3.3.2.25) 6歳=(4.2.2.34) 7上=(0.2.1.36) 牡セン=(10.10.7.107) 牝 =(0.0.3.21) と4〜6歳の牡・セン馬が狙い目か? ☆昨年本紙478本の万馬券的中に嘘は一切無し http://fhp.jp/derbyexp