☆12/11(日) 第6回阪神11R 第63回阪神ジュベナイルS(G1) 芝外1600m 馬齢・牝馬・国際 【有力馬情報】 ★エピセアローム 小倉2歳Sの勝ち馬。 1、2戦目より2〜3秒も速いペースだったにもかかわらず、難なく流れに乗ると、4角では大外を回りながらもアッサリ。 モノの違いを感じさせた。 初戦でクビ差だった勝ち馬がデイリー杯2歳S僅差2着のダローネガ。 距離経験もあるし、同じだけ走れるなら、ここでも優に勝ち負け。 3カ月ぶりだが、仕上がりもいい。 ★ラシンティランテ 先々週の白菊賞を勝ち、俄然主役に躍り出た。 中団でタメ、上手に前へ取りつくと、ラスト2F11.7−11.7秒の流れのなか、アッという間に後続に3馬身半。 抜け出すまでの脚が実に速かった。 センスがあるし、いい決め手を持っている。 直線の長いコースは合いそう。小柄な牝馬だが、一戦毎に馬体が増え、デビューから前走までで10kg増。 中1週に間隔が詰まっても心配ない。 一気に頂点へ。 ★トーセンベニザクラ 5戦目にして初勝利を掴むと、返す刀で昇級戦の赤松賞も勝って2連勝。 特にその前走が出色で、上がり3F33.2秒は古馬も含めた5回東京開催の芝1600m14鞍で最速タイ。 時計も、同日の古馬1000万より0.2秒遅いだけ。 2歳の牝馬同士なら、G1でも勝ち負けになる。 ★アイムユアーズ ファンタジーSの勝ち馬。 距離が1400mに延びた前走でも中団でスムーズに折り合うと、直線は勢い良く伸びて一気に突き抜けた。 センスがいい。 距離が更に1F延びるが、これなら難なくこなしてしまいそうだ。 3カ月ぶりを叩いての上積みは大。 引き続き首位争いに。 ★アンチュラス ファンタジーS2着。 気性面の若さを見せて3着に敗れた新馬とは走りが一変し、2戦目の未勝利戦勝利を4馬身差の圧勝。 続くファンタジーSでは優勝馬アイムユアーズに0.2秒差敗れたものの、函館2歳Sの勝ち馬ファインチョイスとの追い比べでハナ差先着と、ここ2戦連続で前向きな走りを見せているのが好印象。 秘める能力は、重賞のここでも見劣らない ★イチオクノホシ 2戦2勝とまだ負け知らず。 メンバー中最速となる上がり3F33.4秒の豪脚でデビュー2連勝を飾った前走がインパクト十分のレース内容だった。 2戦とも鋭い末脚を活かして差し切り勝ちを収めているだけに、阪神・外回りの長い直線がいかにも合いそう。 ★サウンドオブハート 1400m、1600mと距離を延ばしての2戦2勝。 前走の芙蓉Sは、モタれるのを立て直しながらでも伸びて、ゴール前は抑える余裕まで。 レースのラスト2Fは11.3−11.4秒。 着差から受ける印象以上に強かった。 鞍上の意のままに動けるセンスがあるし、コース替わりは問題にならないだろう。 2カ月ぶりだが、入念に乗り込んでいる。 ★ファインチョイス 復帰戦のファンタジーSで同じ3カ月ぶりのアイムユアーズに先着を許したが、函館2歳Sではそれを抑えて重賞勝ち。 まだ幼さが抜け切らず、前走でも内へモタれる面を見せていたが、それでこれだけ走れるのだから素質は高い。 上積みは見込める。 あとは初めての距離をこなしさえすれば。 【データ解析】 06年に阪神競馬場が改修され、外回りコースが新設。 以降の優勝馬5頭のその後の活躍は周知の通り。 いかに素質を見抜くか。 ここ5年を振り返る。 ◎距離適性は? 勝ち馬5頭は1400m以下の距離に出走すらしたことがなく、逆に1800m以上の距離経験があった馬が4頭。 当初から長目の距離を意識した使い方をされた馬、といえそう。 5頭中4頭は1600mに出走経験があり、いずれもマイルでは無傷。 2戦2勝だったレーヴディソール以外の4頭の敗戦経験はいずれも1800mでのもので、それも2、3着。 負けた相手も牡馬だけだった。 ◎実績は? 2勝以上馬が(2.4.3.42)、1勝馬は(3.1.2.33)。 連対率、3着内入着率は差がないが、勝率は1勝馬が2勝馬の倍。 ただ、1戦1勝馬は(0.1.1.6)。 狙うなら(2.0.1.10)、単勝回収率も136%にのぼる『500万以上で2着のある1勝馬』。 なお、未勝利勝ち直後で馬券に絡んだのはブエナビスタだけ。 ◎ローテーションは? 3着以内馬15頭は全馬が中8週以内で、前走距離が1400m以上。 前走着順が4着以下だったのは、昨年の3着馬ライステラスだけ。 また、初芝で臨んで馬券に絡んだ例はない。 出走数が23頭で最多のファンタジーS組だが、その成績は(0.2.2.19)。 勝ち馬5頭が2、4、5、6、12着だから深刻。 それでも、ファンタジーSの1〜3着馬に限れば(0.2.2.9)。 軸にはできないが、手を出すならここから。 ☆☆お得な早割は今夜ご案内☆☆ ダービーエクスプレス http://fhp.jp/derbyexp