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2011年11月10日 12時00分 発行
ダービーエクスプレス【重賞情報】・3
☆11/6(日) 第6回京都第4日11R 第36回エリザベス女王杯[G1] 芝2200m(外) 牝馬・定量

【有力馬情報】
スノーフェアリー
昨年の覇者が再び来日。
昨年の香港Cで鮮やかな追い込みで牡馬を撃破して以降、今年は夏に復帰すると一戦毎に調子を上げ、ソーユーシンクをはじめとする牡馬の最強クラスと死闘を繰り広げてきた。
勝ち星からは遠ざかっているが、昨年より明らかに高いレベルで善戦し、自身逞しさを増してきた。
10月に2走して来日、中3週での出走となるだけに疲れが気になるところだが、その点さえクリアすれば昨年以上の強さが期待できる。

アヴェンチュラ
日本馬では秋華賞馬が筆頭。
骨折明けから3連勝でG1制覇、メンバーの揃っていた前々走では古馬を既に下している。
発馬難が解消し、前で流れに乗れるようになったのが一番の収穫。
この競馬ができるなら、簡単には崩れまい。
前走でも行きたがっていたので1F延長で折り合いが鍵だが、それさえクリアすれば。

ダンシングレイン
今年の英オークス馬は軽快な逃げ脚が武器。
抑える競馬で掛かった愛オークスの後は、迷いなく逃げて結果を出してきた。
単騎で行ける展開面の有利さが見込め、凱旋門賞の1、2着を3歳牝馬が占めたことがこの世代のレベルの高さを示すとすると、大勢逆転があるかも。

ホエールキャプチャ
デビュー以来一度も4着以下がない堅実派で、牝馬三冠路線で2、3、3着。
秋華賞は、やや外の枠で終始外を回らされた分の差。
力負けではないだろう。
オークス3着馬だし、折り合えるので距離延長は心配なし。
外回りコースの切れ味勝負にも対応できる。
中間も栗東滞在で調整は順調。古馬相手でも首位争いに。

アパパネ
三冠牝馬は昨年3着。
春にはブエナビスタを下してVマイルを制覇。
その実力を疑う余地はない。
ハッキリいって、前走の府中牝馬Sは負け過ぎだが、もともと久々は走らない馬。
中間の動きに上昇気配は窺える。
何より、大目標が秋華賞だった昨年と違い、今年はここに照準を合わせてきた。
前走のようなことはあるまい。

イタリアンレッド
サマー2000シリーズで牡馬相手に重賞を連勝し、2カ月半ぶりだった府中牝馬Sでも接戦を制して3連勝。
急激に力をつけてきた。
一瞬の切れ味が身上で、その意味では短い直線向き。東京で結果を出せたのは大収穫。
京都外回りでも力を出し切れそうだ。
距離も2200mなら心配なし。
あとは良馬場さえ叶えば。

アニメイトバイオ
昨年の秋華賞2着馬。
アヴェンチュラとは前々走で0.2秒差、イタリアンレッドとも3走前に0.3秒差、前走でクビ差。
力差はない。
タメれば鋭く切れるタイプで、前走や、昨年制したローズSの内容を見ても、直線の長いコース向き。
京都外回りなら申し分なし。
デキも高いレベルで維持できている。
再度上位に。

レーヴディソール
昨年の2歳女王は常識的には狙いづらいが、帰厩後の攻めの動きはいい。

フミノイマージン
今年に入って牝馬限定重賞2、1、1、3着と力をつけている。
注意を払っておきたいところ。


【データ解析】
◎年齢は?
今年の出走予定馬は、7歳馬ワルキューレを除けばすべて5歳以下。
3〜5歳馬は連対率では大差はないが、勝利数は3歳=6、4、5歳=各2と、3歳馬が圧倒。
勝率も11.1%と高水準。
1着候補は迷ったら3歳馬。
ちなみに、6歳以上馬の3着以内に入った2頭はともにG1馬。 

◎前走は?
日本馬の場合、3着以内馬の前走は実質4パターン(その他=エルムS、スワンS各1頭)。
勝利数は秋華賞=5、天皇賞(秋)=2、京都大賞典=1で、府中牝馬Sからは1頭の勝ち馬も出ていない。
ちなみに、前走での着順の目安は、秋華賞なら1〜5着、府中牝馬Sなら1〜3着で、例外は08年1着リトルアマポーラ(前走秋華賞6着)と、04年3着エルノヴァ(前走府中牝馬5着)の2頭。
天皇賞(秋)、京都大賞典など、牡馬混合戦からの組は大敗後でも一変している。

◎初勝利は?
外国馬も含めた30頭中25頭が2戦目までに初勝利を挙げていた。
初勝利が3戦目以降だったのは01年の2着ローズバドと3着ティコティコタック、02年3着レディパステル、03年3着[外]タイガーテイル、04年3着エルノヴァ。
このパターンは3着までと考えていいだろう。

◎人気は?
1番人気が10年で(2.2.2.4)、2番人気が(3.4.2.1)だから、この2つで3着内入着率は75%にものぼる。
大波乱だった09年を度外視すれば、連対馬の最低人気は7番人気だった06年1着のフサイチパンドラ。
この年の1位入線馬は1番人気だったカワカミプリンセス(12着降着)なので、1位入線馬は1〜4番人気で収まることになる。
3着以内馬30頭中26頭は1〜5番人気。
過度の穴狙いはあまりおすすめできない。

◎重賞実績は?
3着以内の日本調教馬28頭中17頭にはローズS出走経験があり、全馬がそこで5着以内だった。
因果関係が判然としない傾向だが、一応、頭の片隅に。

◎外国馬は?
99年に国際レースになって以来、9頭が出走して(1.0.1.7)。
その中でも、昨年の勝ち馬スノーフェアリーの実績は抜けたものだった。
今年、出走を予定している外国調教馬は、そのスノーフェアリーと、ダンシングレイン。
          
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