★今週の重賞3★ =有力馬情報&データ解析= ☆11/6(日) 第5回東京第2日11R 第49回アルゼンチン共和国杯[G2]芝2500m 【有力馬情報】 オウケンブルースリ 昨秋のジャパンCから不振が続いていたが秋緒戦の京都大賞典3着で復活の兆し。 天皇賞(秋)を見送り、適距離のここを狙ってきた。 菊花賞を勝ち、京都大賞典1.2.3着の京都がベストだが、東京ではウオッカが勝ったジャパンCでハナ差2着の実績を残している。 59kgを背負って勝ったことがあり、少々ハンデが重くても問題はない。 カリバーン 重賞初挑戦で札幌記念5着、前走オールカマー3着と、上昇を辿っている。 その前走は行きっぷりが違うアーネストリーを追いかける苦しい形。 2着馬に内をスクわれたが、中身の濃い競馬をしている。 天皇賞(秋)除外で回ってきたが、デュランダル産駒でもエリンコート同様、距離に問題のないタイプ。 ハンデ差を生かしたい。 ナムラクレセント 菊花賞3着、天皇賞(春)4.3着とステイヤーの顔を持つ一方、カンパニーが勝った毎日王冠で4着した万能型。 宝塚記念の2200mに問題はなかったはずだが、レコード決着で息が入らない逃げになった。 前に馬を置いてレースができれば、本来の渋太さが甦りそう。 ビートブラック 京都大賞典が好仕上がり。 59kgを背負ったローズキングダムには力負けを認めざるを得ないが、2着争いの追い比べでG1馬2頭に競り勝った。 もともと菊花賞でローズキングダムとクビ差の競馬をしていた馬。 一線級で通用する能力は秘めていた。 (1.1.0.1)と東京との相性も上々。 キングトップガン ハナを切った札幌記念こそ案外だったが、その前に重賞を連勝して、8歳の今が最盛期。 東京2500mは春に勝った目黒記念と同じ舞台。 当時ほどの軽いハンデは望めないにしても脚の使いどころひとつで。 コスモヘレノス 昨年1000万下勝ち直後にこのレースで3着。 次走のステイヤーズS勝ちにつなげた。 天皇賞(春)も前走も休み明けで本調子にはなかったようだし、体調さえ戻ってくれば。 トレイルブレイザー 準オープンの身だが、春の目黒記念は4着でも0秒1差。58キロを背負っての宝塚記念8着も悪くない。ハンデ重賞なら一考の余地が。 【データ解析】 ◎実績は? 中山施行の02年を除く過去9回の連対馬18頭中12頭には、重賞連対歴があった。 ちなみに、残りの6頭の共通点は、3・4歳馬だったこと。 しかも、そのうち5頭は前走1着。 勢いのある3・4歳馬は、重賞実績がなくても押さえておきたい。 ◎ローテーションは? 王道は6連対の京都大賞典経由。 そこで3着以下に負けた馬が巻き返している。 そのほかでは、芝2000m以上の条件戦経由と同距離のオープン特別経由も要注意。 1着であれば、好走の可能性あり。 ◎距離適性は? 過去の連対馬18頭中14頭に、芝2400m以上の1着経験があった。 残りの4頭のうち、3頭は芝2200mの勝ち鞍があり、さらに同距離で2勝以上しているか、2着に0秒4差以上で圧勝していた。 芝2200m以上で2着経験しかないような馬は狙いづらい。 ◎ハンデは? 8連対の56〜57.5kgがおすすめ。