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この時間は土曜に・東京競馬場で行われます『富士Ｓ』(G3)のレース前情報です。

☆10/22(土)　第4回東京第6日11Ｒ　第14回富士Ｓ［G3］芝1600m

【有力馬情報】
マイネルラクリマ
東京1600mでＮＨＫマイルＣ6着健闘。
他に東京では東スポ杯2歳Ｓ、4着時にフェイトフルウォーとアタマ差のレースをしている。
休み明けのオールカマー6着を叩いて、大幅な上積みを見込めそう。
新潟2歳Ｓでマイネイサベルの、ラジオNIKKEI賞でフレールジャックの2着もあり、高いレベルで安定している。
重賞初制覇の好機が巡ってきた。

レインボーペガサス
皐月賞4着、ダービー5着の実績馬だが、マイル路線転向で本格化した。
休み明けの関屋記念を快勝し、トップハンデの京成杯ＡＨで小差3着。
1分31秒台の争いでは少し苦しいのかも知れないが、速い時計のレースを経験したことは今後につながりそう。
別定で条件は有利。

ゴールスキー
5カ月ぶりの西宮Ｓを勝った。
マイルＣＳ3着の実力を考えると、降級して半馬身差では物足りないくらい。
ひと叩きされて更に上向いてくるだろう。
東京新聞杯で3着していて、コース替わりも問題がない。

アプリコットフィズ
前年に勝ったクイーンＳでさっぱりだったが、一度使われたことで一変した。
後手に回った分、うまく末脚を残せて、終い差し返す渋太さを見せた。
12kg減でちょうどいい体つきだったし、反動を心配する必要はなさそうだ。
昨秋は秋華賞3着。
ここまで立ち直れば。

エイシンアポロン
11カ月ぶりの毎日王冠で見せ場たっぷり。
クビ、クビ、アタマ差の4着に頑張った。
昨年は毎日王冠2着のあと、天皇賞で大敗したが、大きな不利を受けたので参考外。
順当に上向いてくるものと見たい。
朝日杯ＦＳでローズキングダムの2着し、マイルがベストの可能性も。

ダンスファンタジア
軽量も味方したポートアイランドＳ3着。
不振脱出の兆しは見せた。
デビューから2連勝し、4戦目で重賞勝ち。
ダンスインザムードの仔らしさは見せてきたし、続けて好走できるようなら今後が楽しみに。

ダイワファルコン
休み明けの韓国馬事会杯で準オープン2勝目を挙げた。
今春はオープンで不振だったが、弥生賞3着で当時エイシンアポロンとは0.3秒差。
ここで通用するだけの力は十分。

ライブコンサート
安田記念以来。
しばらく勝っていないが、昨年の富士Ｓでは同様のローテーションで2着だった。
目が離せない。


【データ解析】

◎ローテーションは？
ダノンヨーヨーがここをステップにマイルCSを2着したが、基本的には直結しないレースだ。
しかし、条件馬が通用するかといえばそう甘くもなく、オープンの実績はやはり重要だ。
その証拠に東京マイルで行われた過去9回の連対馬18頭中14頭には、重賞連対歴があった。
残りの4頭にしても、重賞3着かオープン特別1着の経験あり。
どんなに連勝していても条件馬は消しが妥当。

◎距離実績は？
東京のマイル戦は直線が長く、坂もあるため、非常にタフなコース。
短距離に良績が集中している馬では通用しない。
過去の連対馬18頭のうち、14頭は芝1800m以上での連対歴があり、残りの4頭全馬には芝1600〜1700mの1着経験があった。
1500m以下でしか好走したことがない短距離馬は切り捨て。

◎馬齢は？
3歳馬も出走してくることが多いが、過去の成績は(1.0.4.28)。
昨年のリルダヴァルのように1番人気になることもあるが、連に絡むことはほとんどない。