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2011年10月20日 08時00分 発行
ダービーエクスプレス【重賞情報】
おはようございます。
ご愛読頂きまして、誠にありがとうございます。

さあ、今週末はいよいよクラシック三冠の最終関門『菊花賞』です。
淀の長丁場3000mを制するのはどの馬でしょうか?
三冠馬は誕生するのでしょうか?

今週も重賞レース(2鞍)の有力馬情報とデータ解析を2号に分けて配信いたします。
『富士S』は12時の配信となります。

ご期待下さい、

★今週の重賞★
【有力馬情報&データ解析・1】

☆10/23(日) 第5回京都第6日11R 第72回菊花賞[G1]芝外3000m

【有力馬情報】
オルフェーヴル
05年のディープインパクト以来史上7頭目の牡馬クラシック三冠制覇へ王手をかけた。
春先までの幼さがすっかり影を潜め、神戸新聞杯ではスローペースの中、好位でしっかり折り合って、上がり3Fは何と32.8秒。
ウインバリアシオンにつけた着差も、ダービーのそれより広がった。
この競馬ができるなら、もうつけ入る隙は見当たらない。
前走後の調整も至って順調。3000mは未知の距離だが、課題はそこだけ。
自分との戦いを残すのみだ。

ウインバリアシオン
神戸新聞杯で再びオルフェーヴルの後塵を拝した。
同じダービー以来で、着差まで広げられては完敗というほかない。
ただ、500kg超の大型馬とあって、久々よりは叩いた方がいいタイプ。
折り合いに難がなく、スタミナも豊富。
3000mへの距離延長は望むところ。
勝負づけが済んだと見るのは早計だろう。

フェイトフルウォー
セントライト記念の勝ち馬。
今春はG1成績12、13着、着差も大きく、逆転はどうかと思える成績だが、皐月賞2着のサダムパテックやダービー3着のベルシャザールを前走で完封。
もともと気ムラな面がある馬で、前向きになればこのくらいはやれるということだろう。
前走後も順調だし、上積みも見込める。
折り合いに難はない馬。
3000mでも。

フレールジャック
神戸新聞杯でダービー1、2着馬に次いでの3着。
久々で初距離でもあったし、これがキャリア4戦目。
能力は高い。
まだ伸びしろもありそうで、オルフェーヴルからの0.8秒差はまだ詰められる。
持ち前の鋭い末脚も、直線が平坦な方が終いはもっと切れよう。
ただ、気持ちが前向き過ぎて、前走はずっと行きたがっていた。
3000mは大きな課題。

ベルシャザール
ダービー3着馬。
それを思えばセントライト記念は物足りないが、500kgを大きく超す馬だし、久々なら大目に見られる。
大型の割に立ち回りは上手で、小回りでも好位で流れに乗って立ち回れるほど。
折り合いもつくし、勿論、力もある。
時計勝負や瞬発力勝負だと分が悪いが、馬場でも渋って少し時計がかかれば、3000mのここでも。

トーセンラー
きさらぎ賞でオルフェーヴルもウインバリアシオンも負かしている。
皐月賞は外枠不利の東京2000mで16番枠、ダービーは道悪と敗因が明白。
初戦といい、きさらぎ賞といい、父譲りの鋭い決め手を発揮した京都に替われば、春のG1・2戦のようなことはなさそう。
折り合いにも難がない。
あとは良馬場が叶えば。

サダムパテック
皐月賞2着馬。
前走は、ダービーの時と違ってリラックスして走れていた。
これなら距離はこなせそう。
1週前には坂路で自己ベストに近い時計をマーク。
上積みは大きそうだ。

ショウナンマイティ
追い込み脚質でレースの流れが大きな要素を占めるタイプだが、展開が嵌った時の爆発力は現3歳牡馬のトップクラス。
京都の外回りコースは、昨秋に豪快な追い込みを決め相性のいいコースだ。


【データ解析】

◎距離実績は?
過去10年の連対馬を見ても、芝2000mの1着経験もしくは、芝1800の重賞連対歴があれば好走可能で、芝2400m以上での勝ち鞍があっても強調材料にはならない。

◎ローテーションは?
過去の連対馬の12頭が該当する神戸新聞杯経由が王道路線。
07年から2000mから2400mに距離が延長されたが変わらず、連対馬を輩出している。
2ケタ着順からの巻き返しもあるが、基本的には6着以内が好走の目安だ。
あとは3連対のセントライト記念経由、芝1800m以上の1000万経由まで。
前者は勝ち馬よりも2〜4着に負けた馬が狙い目。
後者は3着以内が好走条件だ。

◎実績は?
ダービーに出走した馬は、過去10年の連対馬20頭中10頭が該当。
つまり、出走組と未出走組は互角の成績だということ。
春の成績は菊花賞では何の役にも立たない。
          
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