こんにちは。 ご愛読頂きまして、誠にありがとうございます。 ここでは、日曜の重賞もう1鞍。 こちらも『天皇賞・秋』への大事なステップレース『京都大賞典』をお届けしましょう。 ☆10/9(日) 第5回京都第2日11R 第46回京都大賞典[G2] 芝外2400m 国際・別定 【有力馬情報】 ローズキングダム 昨年のJC覇者の秋緒戦。 春はテンションが上がってしまった天皇賞こそ崩れたが、宝塚記念では、自身も従来のレコードを0.5秒上回る時計で4着。 超のつく長距離でなければ、常に一線級で勝ち負けできる力の持ち主だ。 菊花賞2着のある京都で2400mなら条件に不足なし。 59kgも日経賞でこなした重さ。 帰厩後の調整も順調。 態勢は整っている。 ジャガーメイル 昨年春の天皇賞の覇者で、JCではローズキングダムより2kg重い斤量を背負って0.1秒差。 58kg自体は楽ではなくても、ローズより1kg軽い斤量で出られるのは有利だろう。 休養期間がちょっと長い分、割り引かざるを得ないが、ポン使いは利くタイプ。 帰厩後の調整も順調。 京都コースもプラスだろう。 ビートブラック 昨年の菊花賞3着馬。 当時がローズキングダムとはクビ差。 春の天皇賞7着も、マイネルキッツとは1馬身も差がなかったのだから、これも力がある。 阪神がベストの印象もあるが、2400mは(3.0.0.1)の得意距離。 ここ2走より1kg軽い斤量で出られるのもいい。 攻めの動きも良好。 マイネルキッツ 一昨年の春の天皇賞の覇者で、昨年も2着。 淀の長丁場では安定している。 今春の天皇賞では行きたがった分、踏ん張りを欠いたが、それでも6着だから、やはり力がある。 本来、叩いてこそだけに久々はいい材料ではないが、7カ月半ぶりだった日経賞がローズから0.3秒差。 4カ月半ぶりで、同等以上の走りを期待できそう。 オウケンブルースリ このレースでここ2年1.2着。 直線が平坦なコースの方が終いは鋭く伸びる。 その割には今春の天皇賞や京都記念の内容は物足りないが、攻めの動きに精彩を欠いていたし、本調子にはなかった。 帰厩後は、少なくとも春よりもいい。 ジックリと休んで立て直した効果があるようだ。 2400mに限れば重賞3,5,1,2,1,7着。 5・7着はいずれもJCで0.3、0.2秒差。 この距離では崩れないし、今の状態なら見直せる。 【データ解析】 ◎実績は? 過去10年の連対馬20頭中13頭にG1連対歴があり、そのうち6頭はG1馬。 残りの7頭も5頭はG2勝ち実績がある。 例外の09年2着のスマートギア、04年優勝馬ナリタセンチュリーにしてもG1・4、5着の経験があった。 毎日王冠と同じく、G1実績のある馬が中心。 ◎ローテーションは? 王道は7連対の宝塚記念経由。 好走条件は4着以内。 続いて注目なのが、3連対の天皇賞・春経由。 2着以内に好走している馬は連に絡んだことはなく、3〜6着だった馬が狙い目。 あとは、4連対の芝2000mのG2・G3経由と、3連対の芝2200m以上のG2経由まで押さえれば。 両方とも7着以内であれば好走馬の資格を持つ。 ◎距離適性は? 過去の連対馬20頭のうち、19頭が芝2200m以上のレースを勝っていた。 例外は一昨年の2着馬スマートギアのみである。