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2011年10月06日 08時00分 発行
ダービーエクスプレス【重賞情報】
おはようございます。
今週は変則の3日間開催で、10日の祝日は東京競馬のみの開催で、復興支援の意味を込めた『マイルチャンピオンシップ南部杯』が東京競馬場で行われます。

今週も3号に分けて『重賞レース』の有力馬情報・データ解析をお届けいたします。

ここではまず、伝統の『毎日王冠』から。
天皇賞の前哨戦として位置づけられる、大切な一戦です。

★今週の重賞・有力馬情報★

☆10/9(日) 第4回東京第2日11R 第62回毎日王冠[G2] 芝1800m 国際・別定

【有力馬情報】

ダークシャドウ
自己条件除外で回った大阪杯2着。
ヒルノダムールとハナ差、エイシンフラッシュにクビでも先着した。
前走エプソムCは力の差が歴然。
アッサリ抜け出し、余力残しで後続に2馬身半の差をつけた。
東京は4戦4勝。
キャリアはまだ8戦、完調とまではいえない状態での活躍だったし、ひと夏越して大きな成長を見込める。
G1を目指すためにもまずは緒戦から。

ナリタクリスタル
新潟記念連覇。
新潟外回りは流れに乗りやすいようだ。
同様に広い東京も向くはず。
抜け出すと遊ぶので、逃げた馬を交わすのを待ったが、クビ差でも完勝といえる内容。
重賞3勝すべて2000mだが、3勝を挙げている1800mも守備範囲。
夏2戦のあとレース間を開けて、いい状態で出走できそうだ。

リアルインパクト
安田記念で4kgの斤量差が大きかったが、積極的なレース運びで、ストロングリターンをクビだけ抑え込んだ。
あの渋太さが本領。
2勝目が遠かったが、G1は2.3.1着の成績が物語る高い能力の持ち主。
初距離でも当然要注意。

アクシオン
札幌記念でトーセンジョーダンとハナ差の接戦。
休み明けを叩かれながら確実に上向いている。
昨年は札幌記念3着のあと天皇賞9着と案外だった。
レース間を詰めたのはプラスに出そう。
サンデーサイレンス産駒最後の世代。
8歳でもまだまだ長い活躍を望みたい。

シルポート
安田記念8着。
Vマイルの3F33.5秒、1000m通過55.9秒と比べれば無理のないペース。
それでも35.4秒で上がって0.4秒差なら力は出したといえるだろう。
案外休み明けで動けていないが、開幕週の馬場を味方に。

シンゲン
昨秋11カ月ぶりのオールカマーでドリームジャーニーを負かした。
実戦タイプで鉄砲が利く。
東京6勝の巧者。
いきなりでも目が離せない。

ダノンヨーヨー
安田記念で後手に回り、宝塚記念の2200mは長過ぎた様子。
昨年4連勝してマイルCS2着。
休み明けは苦にしていないので、巻き返しに注意。

【データ解析】

◎実績は?
過去10年の連対馬20頭中12頭にはG1連対歴があり、そのうち9頭はG1馬。
残りの8頭も、6頭はG2・G3で2回以上の連対歴あり。
最低でもG2連対歴が1回はほしい。

◎距離適性は?
過去の連対馬20頭のうち、11頭にマイルのG1連対歴があった。
残りの9頭も、全馬にマイル以下の連対歴があったように、中距離実績よりも短距離の実績が必要。

◎ローテーションは?
過去の連対馬20頭のうち、14頭が前走から3カ月以上の間隔で挑んだ馬。
基本的に実力があれば、休み明けでもじゅうぶん通用するレース。
尚、3カ月未満の間隔で出走した6頭は、前走重賞3着以内に好走していた馬。
夏競馬を使って凡走しているような馬はここでは通用しない。

◎脚質は?
超一流馬が集まるだけあって、逃げから追込までそれほど差はなく、有利不利はない。
          
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