おはようございます。 ご愛読頂きまして、誠にありがとうございます。 今週から『夏開催』です。 ちょっと寂しいメンバーとなりますが、新馬戦も始まります。 新しいスターが誕生してきます。 またぞろディープ産駒が注目を浴びるのでしょうか? サンデーサイレンス系の馬で今年のダービーが占拠された様に、今年もSS産駒が中心なのは間違いないところでしょう。 今週の重賞は、マーメイドSの一鞍です。 有力馬情報と過去10年のデータ分析をお届けいたします。 ★マーメイドS有力馬情報★ ☆6/19(日) 第4回阪神第2日11R 第16回マーメイドS[G3] 牝・ハンデ 芝2000m フミノイマージン 前走は一線級の牡馬相手で、苦手な不良馬場。 上位3頭には離されたが、4着から0.2秒差の6着なら上等。 牝馬同士なら力上位なのは前々走、3走前の通り。 距離も守備範囲だし、コース替わりにも不安はない。 決め手を生かせる良馬場でやれれば。 プロヴィナージュ オープン勝ちこそないが、昨秋、牡馬相手に朝日CC2着、京都大賞典3着。 牝馬同士なら力上位は明白だし、朝日CCと同じ阪神2000mなら条件にも不足はない。 距離延長もプラス。 ひと息入ったが、力を出せる状態にありそうだ。 セラフィックロンプ 昨年の2着馬。 その後も牝馬限定戦では堅実に上位争いに加わっており、7着だったエリザベス女王杯も3着のアパパネからは僅か0.2秒。 牡馬相手だった分、ここ2走の成績は今ひとつだが、限定戦なら見直す余地は十分にある。 5走前の府中牝馬Sが4カ月ぶり。ポン使いは利く。 ラフォルジュルネ 前走の中京記念は道悪で力を出せなかったもの。 小倉への輸送も4度目だったし、疲れもあったのか。 年末年始の小倉で500万下から3連勝、条件戦とはいえ、牡馬相手にいずれも余裕タップリの完勝。 牝馬同士なら重賞でも互角にやれる素質馬だ。 3カ月開けて立て直し、見直せる。 ディアアレトゥーサ 3走前、4カ月半ぶりの実戦で55kgを背負って51kgのフミノイマージンから0.3秒。 昨秋には古馬の牡馬を相手に福島記念で2着しているし、ここで勝ち負けできるだけの力はある。 切れる脚に欠けるので決め手勝負だと分が悪いが、内回りなら極端な上がり勝負は避けられそうだし、距離延長もいい材料。 前走以上に。 アスカトップレディ 自己条件でのものとはいえ、目下2連勝。 勢いでは今回の登録馬の中では一番だろう。 3歳時とはいえ、G2・5着の実績もあり、もともと素質は高い馬。 5走前には、同日の福島記念より速い時計で500万勝ち。 昇級戦だが、ここで通用するだけの力は備えている。 阪神にも良績がある。 ブロードストリート 一昨年の秋華賞2着馬で、昨年の愛知杯も3角で不利を受けながらハナ差2着。 これがいずれも2000m。 前走のVマイルは9着でも0.6秒差。 1600mが決してベストではないことを考えれば悪くないだろう。 距離延長は勿論プラス。 距離は違えど、阪神はレコード勝ちのあるコースでもある。 十分な注意が必要。 ☆マーメイドSデータ分析☆ ◎実績は? 過去5年だけ見ても、ここの優勝が唯一の重賞勝ちという馬が続いている。 G1連対馬が簡単に負けている。 1番人気も8.8.5.4.4着と負けており荒れている。 ◎ハンデは? 実績馬同様、重ハンデを負わされると苦戦する。 過去10年中最軽量場が2勝するなど40kg台の馬が勝っている。 ◎臨戦態勢は? 1〜3着馬の15頭中14頭が前走5月〜6月に出走している。 レースの格・着順は関係ないが、ヴィクトリアマイルを除くと1800〜2000mを経験している。 ◎戦法は? 3年連続して逃げ馬が連対している。 過去10年で見ると7連対と注目すべき。 人気薄が多く、好配当を狙う鍵となる。 ◎馬齢は? 出走数の割りに4歳馬が振るわない。 5.6歳馬が中心だ。 ダービーエクスプレス http://fhp.jp/derbyexp