こんにちは。 ご愛読頂きまして、誠にありがとうございます。 ここで明日行われる、今週の重賞・有力馬情報をお届けいたします。 昨日のヴィクトリアマイルと合わせて、ご参考になれば幸いです。 ☆今週の重賞・有力馬情報2☆ ★5/14(土) 第2回東京第7日11R 第56回京王杯スプリングC 芝1400m サンカルロ 短距離G1を4,3,2着だが、1200mは少し忙しいので外を回る余裕はなく、窮屈な競馬を強いられてきた。 それでも馬群にヒルむことなく、終い確実に末を伸ばす。 もともと左回りがスムーズ。 昨年このレースで10着に敗れているが、東京1400mはベストではないか。 今の充実ぶりなら。 シルポート 暮れにファイナルSを勝ち、今年既に重賞を2勝。 東京新聞杯が0.2秒差、大阪城Sが0.4秒差で、敗れたケースでも辛抱強さを増している。 マイル以下を中心に使われていたのは1000万下を勝つまで。 東京1400mで2勝を挙げ、前走の1400m通過1分20秒4はレコードの昨年を除けば近年の勝ち時計を凌いでいる。 コース適性も十分といえそうだ。 エーシンフォワード 昨年の高松宮記念でハナ、クビ差3着。 今年は9着に終わったが、海外遠征帰りの3カ月半ぶりで仕方がない面はあった。 1200mは忙しく、1400〜1600mで最も力を発揮する。 昨年このレースは4着だったが、次走の安田記念10着を見るとピークは過ぎていたか。 その点、今年はフレッシュな状態で出走できる。 G1勝ち馬で重量が課題にはなるが、前走のようなことはない。 ジョーカプチーノ 暮れの中山戦に続き、シルクロードSも勝って、1年5カ月の休養から完全に立ち直っている。 高松宮記念は3角の不利が痛かったので、参考外でいいだろう。 NHKマイルCの勝ち馬で、東京も距離延長も問題はない。 ガルボ 京都金杯でシルポートの2着、続く阪急杯はサンカルロの2着。 先行決着の前走マイラーズCで失速したのは案外だが、当然問題になる地力の持ち主だ。 1400mで差す競馬の方がレースはしやすいかも。 まだ見限れない。 ショウワモダン マイラーズC5着にようやく復調の兆しが。 昨春はダービー卿CTから安田記念まで3連勝。 この時季に調子を上げていくのかも。 相変わらず重量でも背負い慣れている点は強み。 ストロングリターン 新馬でサンカルロの2着。 休み休みで出世が遅れたが、再度オープンに上がってきた。 ラジオNIKKEI賞3着に、昨年のエプソムCは6着でも0.2秒差。 重賞で見劣りしない。 フィフスペトル 1年ぶりに復帰した六甲Sで大崩れしなかった。 朝日杯FS2着の素質馬だし、反動さえなければ。 ☆京王杯SC・データ分析☆ (46〜55回の過去10回) ◎距離実績は? 純粋なスプリンターでは東京の1400mは厳しい。 1着馬は1400〜1600mで重賞3着以内の経験が10頭中8頭。 2着馬は7頭。3着馬は7頭。 ◎臨戦態勢は? ステップではダービー卿CT、マイラーズC組が4連対で最多タイ。 ただし、前者は過去4年、後者は過去3年間3着以内ゼロ。 最近の評価は微妙。 高松宮記念組以外で前走1200mだった馬は1着無し。2着1頭。3着3頭。 前走中7週以上開けての出走は1、2着馬は各1頭。3着馬はゼロ。 ◎馬齢は? 5歳馬が断然。20頭中9頭(優勝5頭)。 6歳馬がこれに次いで、6連対と続いている。 ◎人気面は? 1番人気は過去10年で連対ゼロ。 3着で2頭いるだけ。 馬単では過去8年で6回万馬券と荒れている。 ☆今週の重賞・有力馬情報3☆ ★5/14(土) 第3回京都第7日8R 第13回京都ハイジャンプ 芝3930m キングジョイ 前走は3、4で置かれながらも盛り返し、最終障害を越えてから伸びた。 骨折による長期休養明けでまだ完調手前でも、さすがのレース振り。 G1・2勝の実力。 このレースは08年に楽勝。 王者復権も近い。 ランヘランバ 放牧開けになるが、攻めは十分。 気性的に感覚が相手も力を出せるタイプ。 スピードがあって、抑えも利き、鞍上の意のままに動くレース巧者。 この距離は初体験だが、折り合いがつく今ならこなせる。 テイエムトッパズレ 出遅れて後方からの競馬となったが、じっくり構え、襷で内に入れ2番手へ。 先頭に立ってからも気合を入れ、粘りに粘った。 控える競馬で結果が残せたのは大きな収穫。 京都コースは最も得意とするところ。 タマモグレアー 中山大障害がハナ差2着。 頭の上げ下げで敗れたが、3着に4馬身差の決定的な差。 前走は2周目1〜2角から5頭分ほど外を廻る形になり伸びを欠いた。 スズカスペンサー 09年のこのレースでテイエムトッパズレの2着。 休養期間が長かったが、漸く戻った感がある。 距離は長いほうが良く、左回りが苦手で順回りの京都はプラス材料。