★今週の重賞・データ分析★ 今週から関東での開催が復活します。 先週から限定ですが東日本のWINSでの馬券発売も再開されました。 中山・福島良競馬場が使用できないため、当分の間変則開催となってしまいますが、これも大震災と原発事故の影響です。 今は忍耐のときでしょうか。 さあ、今週から7週連続のG1開催です。 馬たち、騎手たち、調教師の先生たち、その他競馬サークルが一体となって、競馬の楽しみ・喜びを見せて欲しいものです。 ここでは2回に分けて、今週末行われる重賞競走のデータ面での分析を配信いたします。 この号では日曜日に行われる、『第71回皐月賞』を、後程配信する号では『第46回フローラS』『第16回アンタレスS』『第8回福島牝馬S』を配信いたします。 ご参考になれば幸いです。 ☆4/24(日) 第2回東京2日目11R 第71回皐月賞(G1) 芝2000m 今年は震災の影響で中山→東京の開催変更となります。 開催も1週間遅れですが、楽しみな一戦です。 過去10年のデータを見返してみました。 ◎勝利数・連対率 1勝=1.3.0.15 2勝=3.5.1.81 3勝=3.0.3.47 4勝以上= 3.2.6.7 既に4勝以上しているとやはり信頼度は高い。 馬券圏内の率も60%以上と高い。 1勝馬は出走自体少ないが確実に連対している。少なくとも2〜3勝馬に引けはとらない。 ただ、連対した4頭のうち勝ったのは1頭だけ。 やはり2勝以上は必要か。 ◎キャリアは? 連対馬20頭中14頭が3〜6戦。 特に優勝は10頭中9頭がこの範囲。 ◎デビュー時期は? 1着馬は10頭中7頭が秋の中央開催デビュー。 2着馬では10頭中8頭が夏デビュー。 3着馬は夏が6頭、秋が4頭となっている。 ◎年明けレース数は? 年が明けて未出走馬はまったく連対していない。 ただ1戦でもしていれば問題は無い。 年明け後 0戦=0勝、2着0、3着0 1戦=4勝、2着3、3着6 2戦=3勝、2着4、3着2 3勝=3勝、2着2、3着2 4戦=0勝、2着1、3着0 ◎重賞・OP実績は? 3着入着30頭中25頭は以下の3項目に該当。 ・芝1800m以上の3歳重賞で連対。 ・芝1600m以上の2歳重賞で優勝。 ・若葉S勝ち。 ◎敗戦経験は? 入着馬30頭中、6着以下の経験がある馬は8頭。 大きなマイナスではない。 ただ、6着以下が2回以上あるか、2桁着順がある馬は減点。 ◎ステップは? トライアル以外からの上位結果は難しい。 詳細は以下の通り。 弥生賞= 出走44頭、連対7頭、入着12 スプリングS= 出走57、連対7、入着8 若葉S= 出走23、連対5、入着6 他の重賞= 出走43、連対1、入着4 他のOP= 出走7、連対0、入着0 500万下= 出走6、連対0、入着0 ◎前走成績は? 入着馬30頭中25頭が前走3着以内だ。 どんなレースでも馬券に絡んでこなかった馬は薄い? ◎人気は? 1番人気は5連対3着2回で、ここ5年に限ると1連対のみ。 他の上位人気馬も不振が続く。 10年中8回で6番人気以下が連対しており、人気サイド同士での連対は少なく、波乱の余地が充分ある。 ※以上は過去のデータを分析したもので、当日のレース結果を保証したものではありません。