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2010年12月02日 12時05分 発行
ダービーエクスプレス◆今週の重賞1
【ダービーエクスプレス】

今週はG1・ジャパンカップダートをはじめ、3重賞がおこなわれます。
今週も各レースごとに有力馬情報をお届けいたします。

今号ではジャパンカップダート。
16時頃にステイヤーS。
20時頃に鳴尾記念をお届けします。


★12月5日(日) 5回阪神2日目11R 第11回ジャパンカップダート(G1) ダ1800m

シルクメビウス
昨年の2着馬。
JBCクラシックは久々だったし、前日入厩の影響で馬がパニックに。
それで4着ならば力は示したといえそう。
輸送距離の短い阪神に替わるし、叩き2走目は過去4戦4勝。
攻めにも叩いた分の上積みが窺える。

トランセンド
前走で重賞2勝目。
速い脚を平均的に長く使えるタイプの先行馬で、前走はその持ち味をフルに生かした形。
このレースは阪神での2回がいずれも1分49秒台だが2つのレコード保持馬で、1分49秒台では5回走っている。
時計勝負は望むところ。
阪神も1戦1勝なら心配はないだろう。
デキも高いレベルでキープ。

キングスエンブレム
5カ月ぶりの3走前で準オープンを卒業すると、次走でアッサリと重賞初制覇。
前走ではトランセンドに僅かに及ばなかったが、ダート戦でのキャリアの差と、1kg重い斤量だったことを考えれば上出来だろう。
コース実績があるのは心強いし、時計勝負にも対応可能。
前走では砂を被って嫌がっていたが、その分、伸びしろもある。
中間も順調そのもの。

ヴァーミリアン
ダートでG1(Jpn1)で9勝を挙げる実績馬。
このレースも、東京施行だった07年に制している。
阪神に替わってからは3、8着。
コースも時計勝負も問題ないし、今年も年頭に川崎記念を制している。
年齢的な衰えは感じられないだけに昨年の8着の理由が判然としないが、持てる能力を出し切れさえすれば当然勝ち負けになる。
ただ、JBCクラシックを叩いて臨んだ例年と違い、今年は帝王賞からの直行。
仕上がりは悪くないが、その点が心配。

アリゼオ
天皇賞では府中2000mの大外枠がすべて。
3歳で久々で毎日王冠を制したのだし、春のスプリングSで負かした相手もダービーの2、4着馬とNHKマイルCの4着馬。
素質の高さを疑う余地はない。
逃げ差し自在の脚質は大きな強み。
重賞2勝の1800mもいい材料だろう。
歴戦の古馬が相手だけに、余計に初ダートが気掛かりだが、アッサリこなす可能性も。

グロリアスノア
前走の武蔵野Sで重賞2勝目。
春にはフェブラリーS5着、ドバイでも4着。
これも実力上位。
重賞2勝、フェブラリーS、ドバイとすべて左回りだが、オープン初勝利が昨年の阪神。
コース替わりは問題ない。
久々で本調子ではなかった前走を叩いての上積みも大きそう。
ただ、ジャパンダートダービーは4着とはいえ、2着のシルクとは1秒差。
距離延長は課題だろう。

オーロマイスター
前々走の南部杯で重賞初制覇。
エスポワールシチーを0.5秒離してのレコード。
稍重とはいえ、上がり3Fを34.8秒でまとめたのだから立派。
[3.4.0.4]なら右回りでも心配ないだろう。
ただ、前走の10着は速いペースについて行った分とはいえ、道中で同じ位置にいた他馬は上位入線。
速い流れ必至とあって、ちょっと気になる。

ダイシンオレンジ
前走は得意の京都での11着だが、当時は久々でいかにも完調手前。大敗もやむなし。
叩いての上積みは大きいはずで、攻めにそれがハッキリ。
京都ほどではないが、阪神にも実績が。
一変に注意。

ラヴェリータ
シリウスSでキングスエンブレムから0.1秒差の2着。
当時は久々で、牝馬ながら56.5kgを背負ってもいた。
高く評価でき、その阪神に戻って55kg。
立ち回りひとつで上位争いに。

アドマイヤスバル
JBCクラシックで大バテすることなく3着を確保。
昨年のここが5着、今年もJpn1で3、4、3着だから、力上位は明らか。
いいデキも維持している。十分な注意を払いたい一頭だ。
          
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