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3月2日（土曜）※会員様公開予定
〇中山11R  オーシャンS（☆強力惑星馬）

単勝11番人気のスマートオーディンが勝って、大波乱の結末となった先週の阪急杯。
レース結果も波乱だったが、実はある「事件」が起きていた。ミスターメロディーに騎乗していた福永祐一が、外側に斜行したとして過怠金10万円を課せられた。
JRAの公式発表では、直接の被害馬は15着に敗れたリョーノテソーロということになっている。
だが、JRAのホームページなどでパトロールビデオをチェックできる人は、是非ともご覧頂きたい。
確かに最も被害が大きかった馬はリョーノテソーロだろう。だがその内側で前をカットされている、「黄色い帽子の馬」も大きな影響を受けている。
その黄色い帽子の馬とは、「ダイメイフジ」のことである。結果は17着と大敗だった。
そのダイメイフジだが、何と3月2日（土）の「オーシャンS」に名前がある。
阪急杯は競馬になっていなかったのだから、連闘で出走して「高松宮記念」に向けて賞金を加算しようという目論見なのか？それとも、最初から予定通りの連闘策なのか？
真相はわからない。だが、このダイメイフジという馬は、ひとつだけ気になる点がある。「最近の馬体重」である。
年末に中山で「ラピスラズリS」を勝った時は、「508キロ」だった。ところが続く「阪神C」では16キロ増の「524キロ」で出走して4着。
年が明けて、1月の「淀短距離S」では更に2キロ増の「526キロ」で出走して7着。
そして阪急杯は4キロ絞れたとはいえ、ラピスラズリSの頃よりかなり重い「522キロ」での出走だった。
冬場で思うように馬体重が絞れない状況下で、どうにか太めを解消させるには？と考えた上での連闘策ではないだろうか？
馬体を絞るのに、連闘という方法はある意味、効果的と言えるだろう。幸か不幸か、阪急杯は競馬になっていない。結果的に、稽古替わりだった可能性すらある。
さらに今度は中山への輸送もある。ラピスラズリSの時に馬体重はかなり近づくに違いない。
もちろん、阪急杯で前をカットされた影響は考慮しなければならない。17着という着順も、連闘での参戦もマイナス材料の可能性はある。
だが、こうした点が理由で人気を落とすのであれば、買い目に入れておくのが、穴党というものではないだろうか！！
どの馬を本命視し、軸馬とした場合でも、押さえておきたい1頭である。

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