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10月21日（日曜）※会員様公開予定
〇京都11R  菊花賞（☆強力惑星馬）

「秋華賞」を制して牝馬3冠を達成したアーモンドアイの管理調教師は、国枝栄調教師。
3冠牝馬を手がけたのは、アパパネに続いて2頭目となる。牡馬よりもコンディション管理が難しい牝馬での3冠達成だけに、その手腕は高く評価されるべきだろう。
国枝栄厩舎は、関東・美浦トレーニングセンターにある厩舎である。
牝馬3冠戦線は、桜花賞と秋華賞が「関西地区」で行われ、その「輸送」が大きなハンデとなるケースが少なくない。
同厩舎が「2頭の3冠牝馬を送り出した」という話は、その点でも快挙と言えるだろう。
その輸送対策として、「早めに栗東に入れて調整する」という方法を取り入れている美浦の厩舎は少なくない。
だが、秋華賞で国枝栄厩舎はアーモンドアイを栗東には入れず、美浦で追い切ってから、関西に輸送した。
アーモンドアイには「輸送が負担にならない」と判断した、ということなのかもしれない。
そのアーモンドアイの国枝栄厩舎は、今週末の菊花賞でも管理馬を出走させる予定となっている。ダービー3着の「コズミックフォース」である。
そのコズミックフォースだが、アーモンドアイとは対象的に「既に栗東に入厩して、調整されている」
牝馬のアーモンドアイは栗東に入れず、牡馬のコズミックフォースは早めの栗東入りとなる点に注目したい。
逆なら不思議に思わないが、なぜ「牡馬の方を早めに関西に・・・？」と思う人もいるだろう。
牡馬・牝馬という性別による先入観にとらわれることなく、その馬の適性を見極めた末の判断、ということだろうか？
牝馬3冠トレーナーが、牡馬の3冠最終戦で見せるこの判断は、注目に値するものではないだろうか。
「16番人気のダービー」で3着に入ったものの、前走のセントライト記念は7着。
そのセントライト記念だけを見て、「ダービーはフロックだった」と決めつけると、再び痛い目に遭う可能性がある！！
一週前にはウッドで既に抜群の動きを見せ、好気配が漂う。厩舎の勢いは勿論、陣営の判断に十分警戒しておきたいところではないだろうか。
どの馬を本命にする場合でも、必ず相手候補として押さえておきたい1頭である。

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