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2019年12月11日 18時35分 発行
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12月15日(日曜)※会員様公開予定
〇阪神11R 朝日杯フューチュリティS(☆強力惑星馬)

「阪神ジュベナイルF」はレシステンシアが「1分32秒7のレコードタイム」で優勝。レシステンシアは「ダイワメジャー産駒」である。
今年の2歳世代はハーツクライの活躍が目立つとか、やはりディープインパクトを軽視出来ない等と色々言われるが、勝ったのはハーツでもディープでもなくダイワメジャーの仔だった。
「血統」を予想の中心に据える人なら、過去に何度も経験しているに違いない。
毎週、勝った馬をチェックしていると、不思議なほど、トレンドのようなものを感じることがある。
ある特定の種牡馬の産駒が2~3週続けてG1を勝つというのも、良く有ることだ。
穴党ならこうしたトレンドにも注意しておきたい。特に今週の朝日杯フューチュリティSは、阪神ジュベナイルフィリーズと同じ阪神のマイル戦である。
朝日杯フューチュリティSの登録馬は17頭。この17頭の中に、レシステンシアと同じダイワメジャー産駒は1頭しかいない。「ペールエール」という馬である。
ペールエールはまだ1勝馬だ。7月に中京で新馬戦を勝った後、2戦目の新潟2歳Sでは2着。そして休養を挟んで前走デイリー杯2歳Sで3着。「勝ち切れない」という見方もあるかもしれない。
だが、見方を変えれば大崩れは無いのである。どんな相手でも馬券圏内をキープする堅実さを有していることは、近2走の重賞からも明らかだろう。
特に前走のデイリー杯は初めての右回りコースだったし、今回は慣れも見込める筈だ。
今回はオイシン・マーフィー騎手が手綱を取ることになっている。世界的な名手の技が、その「勝ち切れない」という部分を埋めてくれる可能性は十分にある。
陣営がこの鞍上を確保したということは、来年以降は別にして「今回はかなり気合を入れての勝負となる」ことを意味していると考えられる。
賞金面から考えても前走は叩き濃厚であり、一週前追い切りから気配も上々。本命は別の馬でも構わないが、相手候補には必ず入れておくべき1頭ではないだろうか?
穴党にとっては魅力的な存在となりそうだ。名手を確保した「トレンド血統馬」ペールエールに要注意である!!

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