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2019年09月19日 12時35分 発行
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9月22日(日曜)※会員様公開予定
〇阪神11R 神戸新聞杯(☆強力惑星馬)

毎年7月に北海道苫小牧市のノーザンホースパークで行われるセレクトセールと言えば、常に1億円、2億円を超える高額取引馬の存在が話題となる。
こうした高額取引馬の中にはもちろん、2歳でデビューした時からその値段に違わぬ活躍を見せる馬がいる。
しかし一方で、ダービーが終わった時点では「期待外れ」と言わざるを得ない馬もいる。
そんな馬たちの多くは、3歳の9月ぐらいになると、馬券を買うファンの間でも注目されなくなる。
中には「こんな良血馬もいるのに・・・」という馬も含まれているのだが・・・。
神戸新聞杯に「ワールドプレミア」という馬が出走する。2016年のセレクトセール当歳馬セールで、「2億5920万円」で落札された馬である。
父:ディープインパクト、母:マンデラ。2012年の皐月賞2着馬で、同年のきさらぎ賞、2014年のマイラーズCを制したワールドエースの全弟である。
このワールドプレミアという馬に、半年ぐらい前までは注目していた人も多かっただろう。
昨年の京都2歳Sで3着、今年の若葉Sで2着に入った実績もあるが、若葉Sの後、「ソエ」が出たとのことで、春シーズンを全休。皐月賞にも、ダービーにも出走していない。
デビューからの4戦は「2・1・1・0」。果たして、これまでの期待外れだった高額取引馬と同一視できるだろうか?
この2億5000万円以上もしたディープインパクト産駒の良血馬が、このまま終わってしまうだろうか?
神戸新聞杯には皐月賞馬サートゥルナーリアが出走する。最後の直線で伸びを欠いたダービーを見る限り、「成長力という点で疑問」が残る。
伸びしろはワールドプレミアの方があるとは言えないだろうか?
それでも多くの人がサートゥルナーリアに注目するのであれば、穴党ならワールドプレミアをより重要視するべきだ。
サートゥルナーリアが取りこぼす可能性があるとすれば、代わりに浮上するのはこのワールドプレミアの方かもしれない!!
デビュー前の評価はワールドプレミアの方が高かったのだ。ここまでの結果ではサートゥルナーリアには敵わないが、この神戸新聞杯を機に逆転するかもしれない。
穴党なら、その可能性に賭けるべきだろう。

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