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7月14日（日曜）※会員様公開予定
〇函館11R 函館記念（☆強力惑星馬）

今年の「函館記念」に登録している馬は16頭。このうち、半数以上の9頭が6月30日（日）の函館11Ｒ「巴賞」に出走している。
その巴賞の結果を読み解くことが、函館記念の馬券戦術を考える上で、非常に重要になることは言うまでもない。
巴賞は単勝オッズ13番人気の8歳馬「スズカデヴィアス」が勝利し、「３連単1,406,790円」という大波乱の決着となった。
そのスズカデヴィアスだが、その前の新潟大賞典から馬体重が「10キロ」減っていた。
つまり、この時点でスズカデヴィアスは「100パーセントに近い仕上げ」で巴賞に挑んでいたことになる。
このスズカデヴィアスが象徴的な例だが、今年の巴賞は函館記念の前哨戦とは思えないほど、仕上がり切っている馬が多かったのではないだろうか？
「巴賞が休養明けだった」という馬も多いが、馬体重が10キロ以上増えていた馬は1頭しかいない。
「巴賞を叩いて函館記念のタイトルを・・・」という馬よりも、「巴賞でこそ勝負・・・」、という馬が多かったとした思えない。
その中でも10キロ減で挑んだスズカデヴィアスが、最も仕上がっていたことだけは確かだろう。
この巴賞の結果を踏まえて、函館記念はどの馬を狙えばいいのか？
1頭だけ実在する、「馬体重が10キロ以上増えていた馬」に注目してみてはいかがだろうか？
その馬の名は「マイスタイル」だ。巴賞は9着だったが、その前のダービー卿チャレンジトロフィー（3着）時からは16キロも増えていた。
このマイスタイルにとって、巴賞は「叩き台だった」に違いない。だからこそ、9着という戦績は無視して、ここは叩き2戦目の上積みに期待する手はあるのではないか？
巴賞から函館記念が「中1週である点」を不安に思う人もいるかもしれない。
だが、函館は基本的には「滞在競馬」だ。輸送がないのだから、中1週でも不安はない。
むしろ、いい調教代わりと言えるのではないだろうか？その調教代わりのレースで16キロ増だったマイスタイルは、ここでこそ勝負と言える1頭かもしれない！！
今年も軸馬選定が肝心要となる組み合わせではあるが、マイスタイルは必ず買い目に入れておきたい1頭である。

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