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2019年01月09日 18時35分 発行
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1月13日(日曜)※会員様公開予定
〇京都11R 日経新春杯(☆強力惑星馬)

「1分34秒9」。「京都金杯」を勝った、パクスアメリカーナの走破タイムである。
前半3ハロン35秒3、1000メートル通過59秒7という緩い流れのレースになったとはいえ、古馬のマイル重賞だとは思えないほど遅い時計である。
年明けの京都競馬場は、京都金杯以外でも、芝コースで時計がかかるレースが目立った。良馬場だというのに、通常よりも1秒5から2秒近くも時計がかかる。
連続開催で、2月の下旬まで続くことになっているが、しばらくはこうした力が要る馬場での勝負となる前提で馬券検討をする必要がありそうだ。
では、京都の芝2400メートル戦で争われる「日経新春杯」で、穴党がこの力の要る馬場を意識した馬券を買うとすれば、どの馬を買い目に入れるべきなのか?
登録馬の中に、道悪で実績がある馬は何頭かいる。しかし、オススメしたいのは「ノーブルマーズ」である。
「時計がかかる」と言っても、京都金杯は道悪で行われたレースではない。時計的には「稍重」ぐらいの感覚だろう。
ならば、稍重で行われた昨年の宝塚記念での3着を評価すべきではないだろうか?G1の宝塚記念よりは相手関係は楽である。
昨年の秋は、「アルゼンチン共和国杯」で9着、「ジャパンC」で13着。
ジャパンCでアーモンドアイが叩き出した世界レコードの話を持ち出すまでもなく、この当時の府中は時計が速すぎた。
G1・3着馬と言えども、こんな高速馬場で結果を残すことができる馬ではない。
ジャパンCの後は使わずに、ここまでレース間隔を空けたのは正解だろう。
そして、この馬向きの時計がかかる、力の要る馬場になった。今度はこの馬にチャンスが巡ってくる番であると考えて良い!!
気になるハンデも56キロ止まり。G1で3着に入った馬が56キロなら、迷わず買い目に入れるべきではないだろうか。
昨年の秋に2度続けて凡走したことで、あの宝塚記念3着はフロック視されることだろう。
今回こそがチャンスである。どの馬を本命にする場合でも、必ず買い目に入れておきたい1頭である。

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 発行責任者:國分慶一郎
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