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12月16日（日曜）※会員様公開予定
〇阪神11R 阪神ジュベナイルF（☆強力惑星馬）

スクリーンヒーローという種牡馬について、「ダート巧者の産駒が出る」というイメージを持っている人は少数派であるに違いない。
だからこの馬も「芝の新馬戦」でデビューした。3戦目の未勝利戦では3着に入ったこともある。
だがその後ダート戦を使われるようになり、ダート替わりの初戦は3秒7差で11着。
その次のダートでの未勝利戦で初勝利を挙げたが、同じダートでの昇級戦では4秒3差の10着。
本当にこの馬はダート馬なのだろうか？「この馬」とは朝日杯フューチュリティSに登録されている「コパノマーティン」のことである。
勝ち星を挙げたのは確かにダートだ。だがダートでの3戦1勝という戦績をよく考えた時に、敗れた2戦の内容を考えるとダート馬と判断するのはまだ早計のような印象を受ける。
陣営が芝のこのレースを選択した背景には「そんな理由」もあるのではないか？
除外になっても不思議ではない戦績だが、今年の朝日杯フューチュリティSはフルゲート割れとなった。
除外の心配はない。もちろん偶然なのだが、オーナーの方角を読む力も味方しているように思えてくるから不思議なものだ。
そのオーナーは、前の週にコパノキッキングでカペラSを快勝している。勢いがある時のこのオーナーは要注意だ。
改めてこの馬の血統をよく見ると、昨年の函館2歳Sを制した「カシアス」の半弟である。
コパノマーティンも、芝コースをこなせない筈はない。カシアスはキンシャサノキセキ産駒だが、コパノマーティンはスクリーンヒーロー産駒。
使われつつ良化するのは、コパノマーティンの方だろう。この朝日杯フューチュリティSがデビューから7戦目。
勝てるとまでは言わないが、2着～3着に食い込んで波乱を演出する可能性は十分にある！！
本命は評判の良血馬でも仕方がないが、相手候補には是非とも押さえておきたい1頭ではないだろうか？
ノーマークにすると、レースが終わってから「競馬にも風水って大事なんだなあ」などと後悔するなどということがないように、穴党はしっかりと押さえておきたい。

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