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2018年07月11日 21時35分 発行
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7月15日(日曜)※会員様公開予定
〇函館11R  函館記念(☆強力惑星馬2頭)

「函館記念」というと、古くはエリモハリアーの3連覇など、函館競馬場の芝コースへの適性が高い馬の活躍を思い出す人が多いだろう。
今年も出走馬の中から「函館巧者」を探そう、と目論んでいる穴党ファンもいるのではないだろうか。
ところが今年の函館記念に登録がある16頭のうち、函館で勝ち星を挙げた経験がある馬は、「僅か2頭」しかいない。
2~3着に入った実績のある馬までを「函館巧者」と定義しても、「僅か4頭」である。
目立つのは、2勝を挙げた「ナイトオブナイツ」だろう。前走「巴賞」で、函館で2勝目を挙げている。
だが、この巴賞から函館記念までは「中1週」。しかも、2走前の新潟大賞典から馬体重が10キロも減っている。信頼できるのかと言えば、不安の方が大きい。
「ブラックバゴ」は昨年、函館で準オープンを勝ち上がっている。だが、今回は中山金杯以来のレースとなる。ナイトオブナイツとは逆に、休養明けとなる点も若干不安だ。
「クラウンディバイダ」は昨年、函館の1000万下特別で2着。だがこの馬も巴賞を使われており、中1週での参戦は少々微妙と言っていい。
しかも、今年に入って既に7戦も消化している。果たして、上積みはあるのだろうか。
そう考えると、函館で馬券になった経験がある残る1頭、「ヤマカツライデン」にチャンスが回ってくる可能性は高まる一方だ。
前走は鳴尾記念だから、レース間隔は1ヶ月ちょっとと「程良い準備期間があった」と考えて良い。
しかも、今週から「Bコース」に変わり、再び「先行馬に有利な馬場」となりそうなのも好材料と考えて良い。
昨年は「逃げて3着」だった。今年はさらに、上を目指せる可能性も十分にある。
近走の着順から人気になり難い馬だけに、どの馬を軸馬とする人でも、前残りには十分に注意しておくべきだろう。
今年も「G1に2度出走」している。そんな、相手関係が楽になった馬のハンデが54キロ。
相手関係だけではなく、「ハンディキャッパーまでもを味方につけた感」があるだけに、注目の存在と言っていい。
今年のメンバー構成にも波乱要素が満ち溢れている。人気薄から自信持って軸に推すアノ馬もだが、今年もまた、大荒れ予想で「函館記念」に臨むことになる!!

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