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12月10日（土曜）※会員様公開予定
〇阪神11R　チャレンジC（☆強力惑星馬）

「前走でこのクラスでも通用するメドが立った」競馬専門紙の厩舎コメントにこんな内容の話が載るケースが時々ある。
その前走が昇級初戦だったケースで、よくこんなコメントになることが多い。
地方競馬の馬券をよく買う方ならご理解頂けると思うが、JRAのクラス分けはその種類が少ない。
だから「新馬戦・未勝利戦」「500万下」「1000万下」「1600万下」「オープン」それぞれに、「そのクラスで通用する」ための基準がある。
調教師や騎手は彼らなりに「このクラスで通用する」と判断する基準があることだろう。
だが、その基準はレースぶりだったり、レース後の疲労状況だったりするので、馬券を買うファンにはわかりにくい、と思われる方も多いだろう。
そんな方には「勝ち馬から（勝った場合には2着馬と）のタイム差を基準にすることをオススメしたい。
もちろん着順も大切だが、例えば勝ち馬から1秒以上の差を付けられた2着と、4着だが勝ち馬との差は0秒4差だった場合。
高く評価すべきは、「4着だった後者の方」であることは言うまでもない。
そんな見方をしていると、前走の着順が悪かった、という理由だけで人気を落としている穴馬を見つけることも出来るようになる。
今週末の「チャレンジC」の登録馬の中にこんな馬がいる。
その馬はデビュー以来、敗れたレースの中で勝ち馬から大きなタイム差をつけられたのは、距離が合わない長距離G1戦の1度のみなのである。
後はどんなクラスの、どんな相手でもタイム差の小さいレースを続けている。
そんなレースぶりは馬券圏内から外れた近2走でも変わらない。その近2走が原因で人気が落ちるのであれば、間違いなく「買い」である。
この馬が最も得意とするのは阪神競馬場の芝コース。大半の勝ち星を阪神競馬場で稼いでいるという、「仁川巧者」でもある。
人気、コース適性、そして堅実なレースぶり、どの角度から見ても、今回は絶対に押さえておくべき馬ではないだろうか。狙うなら今回である！！

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