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2015年11月10日 19時19分 発行
今週の注目レース
11月15日(日) 『京都競馬場 10R ドンカスターカップ』



先週の長岡京Sに引き続き、今週も京都の芝マイルを舞台にした一戦をピックアップ。ドンカスターカップは同名レースが出来て以来、開催時期と1000万下ということだけは共通したままで、コースは毎年のように変更されてきた。今回と同じコースで行われたのは13年のみ。当時の勝ち馬サンライズメジャーは、続く準オープンも勝利し翌年には重賞戦線で勝ち負けできるまでに成長した。先週と同じ流れではあるが、やはり京都の芝マイルは力のある馬が能力を発揮しやすい条件だと言えるだろう。

また、当時はコースは同じでも斤量条件がハンデ戦だったため、2着に13番人気サクラキングオーが入り波乱決着となった。だが、伏兵の台頭があったにしても好走馬に共通していたのは、これもやはり上がりの速さだ。13年は重馬場だったにも関わらず、勝ち馬は上がり34秒2、2着が同33秒7、3着が同34秒0。良馬場ならば上位馬全てが33秒台を刻んでいたことは間違いない。長岡京Sのミッキーオリビエ同様、ここも決め手重視で選んでいけば問題なさそうだ。


◆ベアトリッツ
現在、日本の競馬で頂点に君臨している血がディープインパクトのものであることに異論を唱える者はいないだろう。毎年、何頭ものクラシック候補生を世に出し、GIの舞台でその名をみないことはほとんどない。そんなディープインパクト産駒が最も得意としているのが京都の外回りコースである。同産駒ベアトリッツも例に漏れず京都巧者。これまで全6連対のうち、実に5回が京都コースでのもの。近2走は極端なスローペースに泣かされ能力発揮には至っていないが、2走前にマークした上がり33秒1は特筆すべき数字だろう。当地に限れば現級で0秒3、0秒4差の接戦もあり、前走で逃げていた馬が3頭エントリーしているここは久々に流れが向く可能性も十分。展開負けの近走着順で人気を落とすようなら面白い存在となる。

◆カピオラニパレス
カピオラニパレス近2年で一度も5着以下に負けていない堅実派。勝ち星こそないものの、2着2回3着3回4着3回は紛れも無い能力の証明だ。その8戦のうち5戦が上がり3位以内であるように決め手を武器にしたタイプなのだが、そのなかでも特に注目したいのが昨年のこの時期に走った京都芝マイルの2鞍。それぞれ4,3着と敗れはしたが、ともに勝ち馬とは0秒2差以内で上がりは32秒9と33秒1。特に前者は休み明けでプラス22kg、前半3Fが34秒6という淀みない流れのなかでマークした32秒台の末脚なのだから価値がある。同馬にとっては舞台設定も然ることながら、涼しくなってきたこの時期も合うのかも知れない。7歳秋でキャリアもそれなりに豊富な40戦を数えるが、稽古の動きなどからはまだまだ年齢k的な衰えは感じられない。半年ぶりでも十分に仕上がっており絶好調浜中騎手の手綱で実に3年4ヶ月ぶりとなる勝利の美酒を味わう。
          
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