こんにちは。 ご愛読頂きまして、誠にありがとうございます。 ここでは日曜・東京で行われる3歳ダート重賞『ユニコーンS』を解析します。 ☆6月16日(日) 第3回東京6日目11R 第18回ユニコーンS ダ1800m左 G3 3歳、国際、別定 【有力馬寸評】※50音順 (◎○軸馬候補、△穴候補) △エーシンレンジャー ダート替わりで2連勝したあと、ヒヤシンスSは4着。 ひと息入れて端午Sで2着。 東京・ダート1600mも2度目で慣れが見込め、さらに上位も狙えるだろう。 少々分が悪い相手だが、大崩れはなく、先行力を生かせる流れになれば。 ○ケイアイレオーネ 芝で3戦したあと2歳時はダート3戦3勝。 ヒヤシンスS・9着を使ったあと、UAEダービーに遠征したが、距離延長もあり10着と結果を残せなかった。 帰国緒戦の分、割引は必要だろうが、立ち直ってくれば侮れない力の持ち主。 △サウンドトゥルー ダート1400mの500万下で3戦連続2着をマークしたあと、初めてダート1600mを使われた前走の500万下では、3馬身差をつけて圧勝。 距離が延びたことで、パフォーマンスを格段に上げた。 最大の持ち味は強烈な決め手で、現在3戦連続でメンバー中最速の上がり3Fタイムを計時。 末脚が活きるレース展開になれば、大きく浮上。 ◎サウンドリアーナ 芝のファンタジーSで3馬身差をつけて快勝。 阪神JFは17着と大敗、フィリーズレビュー7着、桜花賞9着とクラシック戦線でひと息の競馬。 牡馬相手の初ダート端午Sで4馬身差と桁違いの強さ。 後方でタメが利いたことも良かったのだろうが、ダートが相当にうまい。 ダートではまだ底を見せていないだけに、距離が1F延びても折り合いさえつけば。 △サマリーズ ダートに矛先を向けて大ブレーク。 デビュー2、3戦目連勝後、勢いに乗って臨んだ地方交流重賞の全日本2歳優駿も制してJpn1 のタイトルを獲得。 3歳を迎えた今年は芝を使われてフィリーズレビュー16着、桜花賞18着と大敗続き。 3戦無敗のダートに戻る今回は、その底力を見直す必要がある。 △ジェベルムーサ デビューからの4戦すべてで東京・ダート1600mのレースを使われ、(2.1.1.0)の好成績。 敗れた2戦も優勝馬とのタイム差は僅かで、まだ底を見せていない印象。 短期放牧を挟んで立て直され、臨戦態勢は整っている。 良績十分のダートなら、重賞でも好勝負に持ち込める。 ◎チャーリーブレイヴ ダート血統の外国産。 芝の新馬こそ凡走したが、休養を挟んで3連勝。 すべて東京ダートで前2走は1600m。 このコースで走り慣れているのが強み。 ヒヤシンスSでは砂を被って苦しい競馬となったが、2着馬の追撃をクビ差でも振り切った。 根性もある。 4月末から順調に追い切りを重ねており、ひと追いごとに動きは力強さを増してきている。 ○ノウレッジ 1000万からの挑戦になるが、新潟2歳S・2着の分だけ賞金が多い。 前走の兵庫ChSは小回りで忙し過ぎたし、逃げ切った勝ち馬を追いかける苦しい立場。 それで4着なら悪くはない。 新馬勝ちはダートだったし、適性は十分。 自分のペースを守れれば、前走の経験を生かせそう。 △ベストウォーリア 新馬戦を好位追走から直線で楽々と抜け出して初陣V。 4戦目となった前々走500万下を勝ち上がると、約3か月の休養を挟んで出走した前走のJpn2・兵庫ChSで2着。 休養明け2戦目で体調面の上積みが見込める今回、重賞タイトル奪取のチャンスも。 △ベリートゥベリー 初勝利に6戦費やしたが、500万は3戦で卒業した。 勝った2戦はともに鮮やか。 前走を見ても東京の長い直線がピッタリ。 相手は揃うが、展開面で紛れがあれば。 【データ解析】※過去10年 ◎人気は? 過去10年、1番人気は(7.1.0.2)で勝率70.0%と多くの馬が期待に応える成績を残している。 ダート路線を順調に使われている馬が1番人気に推されれば崩れていない。 続く2番人気も(0.5.2.3)で勝ち馬こそいないものの複勝率は70.0%と安定した成績。 優勝馬は5番人気以内、連対馬は7番人気以内、そして3着馬も8番人気までに収まっており、人気順が出走馬の半分より下になるような馬は好走例がない。 ◎枠順は? 8枠のみ(0.0.2.18)と連対馬が出ていないが、それ以外の枠は連対馬2頭以上、3着以内馬3頭以上を輩出しており、ほぼどの枠からでも好走できる。 ただ1〜3番人気に推された馬にかぎると、3枠から外はすべて複勝率60.0%以上なのに対し、1枠は40%、2枠が25%。 内枠を引いた人気馬の過信は禁物。 ◎脚質は? 先行馬が(6.2.2.28)と好走時には1着になる確率が比較的高い。 対して差しは(3.6.7.64)と、好走馬16頭中10頭が2〜3着。 脚質によって、三連単の1着候補向きか、2〜3着候補向きかに分かれる傾向にある。 また、上位人気で先行した馬の安定感が目立ち、1〜3番人気に推され、3角を5番手以内で通過した馬は(5.3.2.3)で複勝率76.9%。 同じ3番人気以内でも、3角6番手以下だった馬は(3.4.2.8)で複勝率52.9%。 人気馬なら先行型のほうがより安定した結果を残している。 ◎前走は? 前走もダート戦に出走していた馬の前走着順を見ると、3着以内の好走馬25頭中24頭までが前走連対馬。 特に連対馬17頭中15頭は前走1着馬が占めている。 前走ダート戦3着以下からの好走馬は、昨年3着のタイセイシュバリエのみ。 この馬は前走の昇竜S(4着)で1番人気に支持された馬だった。 前走が芝だった好走馬は5頭で、そのうち4頭がNHKマイルC・4〜11着馬。 前走芝組なら狙いは1600m以下の重賞出走馬にかぎられる。 _____________ メルマガ相互紹介受付中!! ※ジャンル不問、発行部数500部以上 _____________ ダービーエクスプレス HP URL http://fhp.jp/derbyexp/ mail khhjw027@gmail.com