こんにちは。 ご愛読頂きまして、誠にありがとうございます。 毎週金曜日は今週の「重賞情報」をお届けしております。 今週から夏競馬の代名詞?『北海道競馬』が開幕です。 今年は札幌競馬場が改修の為、函館での変則4開催・24日間での実施です。 早速開幕週にサマースプリントシリーズ第1戦『函館スプリントS』が行われます。 まず、この時間ではその【有力馬寸評】と【データ解析】をお届け致します。 お役に立てば幸いです。 ☆6月16日(日) 第1回函館2日目11R 第20回函館スプリントS 芝1200m右 G3 3歳上、国際、別定 【有力馬寸評】※50音順 (◎○軸馬候補、△穴馬候補) △アウトクラトール 前走・福島民友Cで通算7勝目をマーク。 過去6勝はすべてダートだったが、前走は1回福島の芝1200mで最速の1分08秒2で快勝。 新境地を切り開いていた。 函館ターフは初めての参戦となるが、ダートで好成績を収めた馬でパワーは十分。 洋芝ならさらに良さが出る可能性も秘めている。 △アドマイヤセプター 昨秋スワンSで3着に好走したあと、1番人気の支持を受けた京阪杯ではアタマ差の2着に惜敗。 近走はG1挑戦が続いて見せ場もなく終わっているが、今回はこの馬にとって戦いやすい条件がそろった。 札幌・芝で(3.0.1.0)の好成績を残しているように、洋芝に対する適性は抜群。 函館・芝は初になるが、札幌と同様にぴったりの舞台。 △シュプリームギフト 昨夏の北海道シリーズで2勝をマーク。 洋芝を得意としている一頭。 良馬場で、最後まで集中力が保てれば、重賞に手が届くだけの力がある。 コース適性も高く、マークしておきたい。 ○スギノエンデバー 鋭い末脚を武器に芝1200mで全5勝を挙げている短距離の追い込み馬だ。 高松宮記念で確実に脚を使っていたし、前走もトップハンデを背負っての連対確保。 疲れを見せることもなく、好調をキープ。 小倉・芝コースで4勝を挙げているように、追い込み馬ながら小回りコースもマイナス材料にはならない。 昨夏の北九州記念で見せた強烈な決め脚が戻ってくれば、ここでも有力候補。 ○テイエムオオタカ 一昨年の2着。 勝ったカレンチャンとはクビ差の同タイム。 その後もキーンランドC3着、スワンS2着と、重賞ではあと一歩と健闘。 実力はあるが詰めが課題。 先行してもある程度控えても競馬ができるので、1200m戦なら大きく崩れることはない。 前走・京王杯SCは9着も勝ち馬と0.4秒差で、悲観する内容ではない。 ◎ドリームバレンチノ 昨年のこの一戦をオープン2連勝の勢いに乗り重賞初制覇。 出遅れを挽回し、最後に力で捩じ伏せた相手がロードカナロアだった。 その後は2度のG1でも3、2着。 重賞2勝は現在の短距離界ではトップレベルの実力馬。 休養明けも、重賞勝ちを含めて過去3勝なら不安ない。 斤量面59kgと楽ではないが、それでも2連覇に向けて視界は良好だ。 ◎パドトロワ 重賞2勝に加えて、G1・2着とここでは実力上位の一頭。 このレースとの相性は今ひとつの感もあるが、洋芝自体はこなしているのだから大きな支障はない。 前走は5ヶ月半ぶりの実戦で完敗だったが、叩いて確実に調子を上げるタイプ。 今回は休養明け2戦目で状態面の上積みが見込めるうえ、6勝を挙げている芝1200mに距離が短縮と、条件が大きく好転。 持ち味のスピード全開で重賞3勝目を目指す。 △フォーエバーマーク 叩き2戦目の前走で2着。 相手関係、コース替わりと変わり身の材料が揃っていたが、状態自体も上向いてきた。 まだ重賞の勝ち鞍こそないが、3歳春には桜花賞でスピードを活かして5着に健闘。 厳しい流れになっても、道中揉まれなければ渋太い馬。 2戦2勝の函館で流れ込みを狙う。 【データ解析】※過去10年 ◎人気は? 平均配当は馬連は2699円と平穏だが、三連単は95135円と荒れている。 1番人気は(4.3.0.3)と好成績を残しており、最近5年に限ると(3.2.0.0)と連対率100%。 2番人気は(4.1.1.4)でこちらも悪くなく、上位人気が強い。 ただし、人気薄も健闘しており、6番人気以下が計9頭も馬券に絡んでいる。 1着は1〜3番人気が10頭中9頭を占めているが、2〜3着は6番人気以下が計8頭いる。 ◎性別は? 「夏は牝馬」の格言通り、牝馬の成績がよい。 牡・セン馬が(2.9.8.93)で複勝率17.0%に対して、牝馬は(8.1.2.18)で複勝率が37.9%と上回っている。 牝馬の中では4歳馬が(3.0.1.1)と強く、対照的に牡・セン馬の4歳馬は(0.2.1.11)と不振。 牡・セン馬を買うなら斤量が53kgと恵まれている(0.2.2.9)の3歳馬。 ◎ステップは? CBC賞の(2.3.2.16)や高松宮記念(2.3.1.5)など、芝1200mの重賞が好走馬が多い。 高松宮記念組は函館スプリントSで1番か2番人気なら(2.3.0.0)とパーフェクトだが、それ以外は(0.0.1.5)と凡走する可能性が高い。 好走確率は、G1組が(4.3.3.15)で複勝率40%と高く、G2組は(1.0.1.11)と苦戦傾向にある。 ◎東西では? 所属別は、栗東所属の関西馬が強い。 複勝率では美浦所属の関東馬18.3%、栗東所属の関西馬23.8%とそれほど差はない。 ところが、1着と2着の数の合計は、関東馬が5頭に対して、関西馬は15頭と圧倒。 _____________ メルマガ相互紹介受付中!! ※ジャンル不問、発行部数500部以上 _____________ ダービーエクスプレス HP URL http://fhp.jp/derbyexp/ mail khhjw027@gmail.com