おはようございます。
ご愛読頂きまして、誠にありがとうございます。

梅雨入りとは名ばかりで雨が少ないとの警戒情報も。
例年より早い梅雨入りって必要だったのでしょうか？
(笑)

今週も２場開催でＧ３が２鞍開催されます。
各レースの情報をお届けいたしましょう。
このあと10時には日曜・東京で行われる『エプソムＣ』について公開いたします。
お役に立てれば幸いです。

☆6月9日(日)　第3回阪神4日目11Ｒ
第18回マーメイドＳ　芝2000m右
Ｇ３　３歳上、国際、牝馬、ハンデ

【有力馬寸評】※50音順
(◎○軸馬候補　△穴候補)

△アグネスワルツ
前走は8カ月半ぶりの実戦で、不得手の道悪。
大敗もやむなし。
2000mは微妙に長いかもしれないが、オークス3着馬ならこなしても不思議ない。
叩いた上積みが見込めるし、脚質的に開幕二週目の馬場もいい。

◎アロマティコ
昨秋の秋華賞3着馬。
ジェンティルドンナ、ヴィルシーナからは僅か0.2秒。
前走のＶマイルも10着とはいえ差は0.5秒で、それも内・先行有利の馬場で最後方から大外を回ってのもの。
負けて尚強しの内容。
コーナー4つの2000mはベストの舞台。

○エーシンメンフィス
近走は物足りない結果だが、京都牝馬Ｓ2着があるとはいえ、本質的にはマイラーではない。
大目に見られるだろう。
愛知杯勝ちと同じ2000m、開幕二週目のコンディションのいい芝へ。
条件は今回の方がよく、直線の坂も苦にしない。

△コスモネモシン
約9か月ぶりの実戦になる。
帰厩した当初は馬なり中心の軽めの調整で、二週前追い切りから6F66秒台を計時。
一週前追い切りでも6F66秒台をマーク、ラスト1Fを強めに追われている。
直前の追い切りでしっかりと追われていれば、出走態勢は整いそう。

△ハワイアンウインド
前々走のパールＳで2着に好走したあと、クラス再編成で1000万下クラスに降級。
前走の三木特別は2番人気の支持を受けたものの4着に敗れたが、勝ち馬から僅か0.2秒差だった。
また、走破タイムの1分45秒9は、1000万下クラスとしては優秀なもの。
51kgの軽ハンデを活かして上位に食い込むチャンス。

◎ピクシープリンセス
昨年のエ女王杯3着馬。
ヴィルシーナとはアタマ差と地力上位。
近走が物足りないが、愛知杯は超スローで展開不向き、前々走は適性より短いマイル、前走は久々で牡馬相手。
それぞれに敗因はハッキリしている。
距離は2000mあれば問題なく力を出せるし、叩き二走目で上積みが見込め、牝馬限定戦へ。
あとはペースが流れてくれさえすれば。

○ピュアブリーゼ
一昨年のオークス2着馬。
地力は上位。
前々走の福島牝馬Ｓでは立て直しの効果もあって、ゴール寸前まで渋太く踏ん張った。
その後の気配を見ても、復調なったとみていい。
前走は自己条件ではあったが、上位3頭とは決め手の差。
直線に坂のある阪神で、直線も短くなれば、渋太さをフルに生かせそう。

△マイネオーチャード
昨年のエ女王杯でピクシープリンセスから0.3秒差の4着。
準オープンの身の上でも、力はヒケを取らない。
鋭い決め手が身上で、前走は発馬の後手が響いて僅かに届かなかったが、この馬らしい鋭い脚で追い上げた。
2000mはベスト。
阪神にも良績。
前が止まって差しの利く展開になれば。

○マルセリーナ
前走は先行馬が残る展開。
流れが向かなかったが、上がり3Fは出走馬中最速。
暖かくなって気配が上向いてきた。
桜花賞馬とあって地力上位は明らか。
決め手も牝馬同士ならどこに入っても上位だ。
2400mのオークスで4着があるとはいえ、2000mは適性よりも長そう。
その分、ちょっと割引。

△ミッドサマーフェア
復調に手間取っている。
昨年のフローラＳ勝ちで見せた瞬発力は今回のメンバーの中でも屈指のもの。
ここで一気に突き抜けても不思議はない実力馬。
前走のメイＳから中2週と詰まった日程だが、しっかりと調教してきた内容を買いたいところ。

【データ解析】
(ハンデ戦となった過去7年)

◎人気は？
平均配当は馬連が14298円、三連単が42万1714円で、牝馬のハンデ戦らしく荒れている。
1番人気は過去7年間で1着が1度のみと大苦戦。
9番人気以下が計8頭も馬券に絡んでおり、単純計算すると1年に1頭は9番人気以下が好走している。
とりあえず上位人気を買ってみようという考え方は危険。

◎ステップは？
前走が条件戦の馬が強い。
1000万下が(2.1.0.6)、1600万下が(1.2.4.15)と活躍が目立っており、好走馬21頭中約半数の10頭が前走条件戦。
1000万下組は好走馬3頭中2頭が前走勝利していたが、1600万下組は好走した7頭中勝っていたのは3頭のみ。
出走数が多いのはＶマイル組だが、(0.2.2.20)と凡走する確率が高い。
好走した4頭に共通するのは、Ｖマイルの着順が6着以下。
Ｖマイルで掲示板に入った馬は3頭いたが、いずれもマーメイドＳで上位人気に支持されて大敗している。

◎馬齢は？
年齢別での前走成績で見ると、「3歳」と「7歳以上」は3頭ずつしか出走しておらず参考外。
4歳が(1.1.4.24)と苦戦しており、連対馬を2頭しか出していない。
好走馬の数なら5歳が9頭で最多だが、複勝率が19.6%とイマイチ。
好走確率は6歳が33.3%と高い。

◎斤量は？
軽ハンデ馬が強く、重いハンデは不振と、はっきりと分かれている。
とくに54kg以上は苦戦しており、好走したのは07年2着のサンレイジャスパー、09年2着のリトルアマポーラ、11年1着フミノイマージン、11年2着ブロードストリートの4頭のみ。
残りの36頭は馬券圏外に敗れた。
最も成績がよいのは53kgの(4.1.3.13)。
また、50kg以下の超軽量馬が健闘しており、08年に勝利したトーホウシャイン(48kg)など4頭が馬券に絡んでいる。


＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿

メルマガ相互紹介受付中!!
※ジャンル不問、発行部数500部以上
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿

ダービーエクスプレス

HP URL
http://fhp.jp/derbyexp/

mail
khhjw027@gmail.com