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2013年04月19日 12時00分 発行
【重賞情報・3】ダービーエクスプレス
こんにちは。
ここではオークストライアル『フローラS』の解析をお届けいたしましょう。

☆4月21日(日) 第2回東京2日目11R
第48回サンスポ賞フローラS 芝2000m左
[オークストライアル3着までに優先出走権]
G2 3歳、牝馬、国際、馬齢

【有力馬寸評】※50音順
(◎○軸馬候補、△穴候補)

○イリュミナンス
牝馬限定の新馬を圧勝したマンハッタンカフェ産駒。
好位追走から直線で早めに先頭へ躍り出ると、あとは後続を離す一方。
前々走のフェアリーSが1番人気で4着。
前走クイーンCが2番人気で3着と、勝ち切れないレースが続いているが、それぞれ優勝馬とタイム差なし、0.1秒差の大接戦。
同世代の牝馬でトップクラスの実力を持っているのは間違いないはず。
約2か月半の休養明けとなる今回も、上位争いに加わってくる可能性が高い。

◎エバーブロッサム
前走のフラワーCで、優勝馬サクラプレジールとタイム差なしの2着に好走した。
父は大物を多数輩出しているディープインパクトで、半姉が08年のヴィクトリアマイルを制したエイジアンウインズ。
まだまだ良くなる余地を残しており、重賞初制覇の期待。

△グッドレインボー
3戦目の牝馬限定未勝利を勝ち上がると、エルフィンS(京都・芝1600m)でも0.1秒差の3着に善戦。
前走のチューリップ賞は5着に敗れたが、アユサンとは僅かに0.1秒差だった。
ステイゴールド産駒で、レース運びも安定感十分なだけに、未知の距離となる芝2000mでも問題ない。

◎スイートサルサ
デビュー2戦目で初勝利を飾ると、前々走のフェアリーSでも、優勝馬から0.1秒差の5着に善戦。
続くクイーンCでは1着馬とタイム差なしの2着に食い込み、賞金の加算に成功した。
約2か月の休養を挟んでの出走となるが、1週前追い切りでは、併走馬に先着と鋭い動きを披露。
父デュランダル譲りの強烈な決め手で、重賞初制覇を狙う。

○セキショウ
デビュー3戦目を勝ち上がったあと、なかなか2勝目を挙げられずにいたが、4走前のホープフルSを除けば、500万下で(0.2.1.1)と、惜しい競馬を続けていた。
前走のミモザ賞で久々に勝利。
父はエピファネイアと同じシンボリクリスエス。
母は97年の桜花賞3着馬ホーネットピアス。

△ダガノミューチャン
新馬→500万下と2連勝を飾った好素材。
特に、1分21秒2の2歳コースレコードをマークした2戦目のサフラン賞は、極めてハイレベルなパフォーマンス。
前走の阪神JFでは逃げて13着と大敗したが、スピード能力は世代屈指のものがある。
4か月半の休養明け、400mの距離延長と厳しい条件が揃ったが、1勝馬が大半を占める今回のメンバー構成なら、十分に通用。

△デニムアンドルビー
01年のエ女王杯を制したトゥザヴィクトリーを伯母に持つ良血のディープインパクト産駒。
勝ち切れなかったデビュー2戦も、好素質の牡馬相手の接戦で中身は濃く、まだ底を見せていない印象がある。
重賞のメンバーに入っても、潜在能力はまったく引けを取らない。

○テンシンランマン
芝1800mの距離で(2.2.0.0)と連対率100%を誇る。
その中身も実に優秀で、2着に敗れた2戦の優勝馬は、いずれも同世代でトップクラスの牡馬実力馬だった。
3走前のアルテミスSでは、1着馬に1.1秒も離された12着に完敗しているが、これまでに大きく崩れたのは距離がマイルだったこの1戦のみ。
今年に入って2着→1着と好成績を収めており、成長が感じられるだけに、初の芝2000mでも好結果を期待。

△ブリリアントアスク
今回のメンバー中、最多の12戦という豊富なキャリアの持ち主。
牝馬限定・デイジー賞で待望の2勝目を飾った勢いに乗って、オークストライアルに挑戦。
ここ数戦はスタートで後手を踏んで後方からの競馬となっているが、しまいは確実に長く脚を使えるタイプ。
広々とした東京・芝コースに替わるのはプラス材料。
流れが向くようなら大きく台頭してくる可能性はある。

△ラストグルーヴ
名牝エアグルーヴと父ディープインパクトという“夢の配合”。
11年のセレクトセールでは3億7800万円という超高額で落札された良血馬。
3月16日の新馬で1番人気に応えて見事に初陣V。
デビュー2戦目でいきなりの重賞挑戦となるここで3着以内に入って優先出走権を獲得できれば、オークス母仔制覇の期待が膨らむ。

△ロジプリンセス
1月の新馬を1番人気に応えて快勝。
好位から楽々と抜け出し、2着馬に2馬身半差のワンサイド勝ちだった。
前走は、ミモザ賞でデビュー戦の内容を高く評価されて1番人気の支持を受けたものの、スタートで後手を踏んだのが響いて3着。
それでもメンバー中最速タイとなる上がり3F35.0秒の末脚を繰り出して差を詰めており、スムーズに流れに乗れるようなら、重賞でも好勝負に。

【データ解析】(過去10年)

◎人気は?
1番人気は(4.1.0.5)で連対率50.0%。
2〜4番人気も複勝率40.0〜50.0%を記録し、上位人気は安定した走りを見せている。
ただ、3〜4番人気に勝利がないこともあって、その分、9番人気以下が計3勝。
2〜3着にも人気薄が食い込む例が見られ、上位人気の複勝率が高い割に、馬券では高配当も少なくない。

◎枠順は?
1〜4枠が合計で連対率16.7%、5〜8枠が7.4%と内枠優勢。
ただ8枠は(3.1.1.23)連対率14.3%とまずまずで、特に5〜7枠が(1.2.7.56)連対率4.5%と、好走しても3着止まりが多い。
また、4番人気以下の連対馬は9頭中8頭が1〜4枠。
穴狙いなら特に内枠が注目で、外枠の人気薄は買うにしても3着候補まで?

◎脚質は?
逃げ・先行が複勝率30%台。
しかし一方で、勝ち馬10頭中7頭は差し・追込から出ている。
馬連や三連複の軸として安定感を求めるなら前の馬、馬単や三連単の1着候補なら末脚不発も覚悟の上で差し・追込馬狙いがおもしろい!?

◎馬体重は?
490kg以上は(0.0.0.10)と好走なし。
また、まずまず出走数の多い460〜470kg台は合計(0.5.3.34)と勝利なし。
460〜470kg台は、5番人気以内に計10頭が推されているが、その人気馬でも(0.4.2.4)と勝ち切れない結果に終わっている。
勝ち馬10頭中8頭は460kg未満から出ている。

◎前走は?
オープン・重賞組が10連対で、500万や未勝利組も10連対。
ここ10年ほどは以前より桜花賞組の出走が減ったこともあり、前走条件戦優勝馬、あるいは条件馬でも十分に好走できる。
このうち、前走で500万条件に出走していた3着以内馬12頭を見ると、前走好走の上位人気馬か、前走馬券圏外の超人気薄という両極端な結果が出ている。
該当馬12頭のうち、ここで4番人気以内に推された馬が8頭で、そのすべてが前走3着以内。残る4頭は二桁人気かつ前走5着以下だった。

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