こんにちは。 ここでは土曜阪神のメイン『阪神牝馬S』を検討しましょう。 ★ ★ ★ ★ ★ ☆4月6日(土) 第2回阪神5日目11R 第56回 阪神牝馬S 芝1400m右 G2 4歳以上・牝馬・別定 【有力馬寸評】※50音順 (◎○上位候補、△穴候補) △アイムユアーズ マイルCS以来、約4か月半ぶりの実戦。 美浦へ帰厩してきたのが3月5日。 2歳秋のファンタジーSと3歳春のフィリーズレビューをともに3か月ぶりで優勝。 3歳夏には約2か月半の休み明けで臨んだクイーンSで古馬を相手に優勝。 過去の休み明けは4戦3勝の好成績を残している。 △イチオクノホシ 約4か月ぶりの実戦となった前走・うずしおSで勝ち馬と同タイムの3着に惜敗。 1600万下をなかなか勝ち上がれないが、相手なりに走れるタイプ。 11戦中10戦ですべて5着以内という堅実な走り。 重賞での実績が含まれており、潜在能力は引けを取らない。 ひと叩きされた強みを活かせば、上位争いも。 △クィーンズバーン 昨年ここで11番人気の低評価を覆して重賞初制覇を達成しており、この条件への適性の高さを証明済み。 マイペースの逃げを打てた前々走の京都牝馬Sでは勝ち馬のハナズゴールから0.4秒差の4着に踏ん張った。 前走の阪急杯は自分の競馬ができずに13着と大敗を喫したが、牝馬限定重賞の今回は展開次第でチャンス。 ◎サウンドオブハート 前走の洛陽Sで牡馬相手に2馬身差の快勝。 休養明けが多い他の有力馬と違い、この馬はターコイズS→京都金杯→洛陽Sと、順調に使われてきているのが強み。 3戦連続の関西圏への長距離輸送となるが、プラス8kgで出走した前走を見る限り、輸送の負担は考えなくても良さそう。 ◎ハナズゴール 目下リゲルS、G3・京都牝馬Sと、2連勝中。 関東馬ながら、昨秋以降の4戦はすべて関西圏のレースを使われており、今回もレース1か月前に栗東へ入厩。 すでに慣れ親しんでいる坂路で入念な調整を続けている。 時計も素晴らしいが、昨秋の滞在時に比べると馬体をふっくらと見せているのがなにより好印象。 昨年の桜花賞は無念の出走回避。 万全の状態でヴィクトリアマイルへと向かいたい。 △フミノイマージン 昨夏の札幌記念で牡馬の強豪相手に優勝。 4か月の休み明けで臨んだ前走で6着に敗れたが、実戦をひと叩きされたことで、ガラッと良くなってきた。 クィーンズバーンの逃げ切りを捕えることができず、0.1秒差の3着に惜敗した昨年のリベンジを果たしたい。 ○ホエールキャプチャ 昨春のヴィクトリアマイルで待望のG1初制覇を達成。 その後の4戦はすべて二桁着順の大敗と不振だっただけに、今年最初のレースとなる今回の一戦でしっかりとGI ホースの存在感を示したい。 前走の船橋・クイーン賞後は放牧でリフレッシュを図り、美浦でしっかり調教できたのは好材料。 ○マルセリーナ 3か月半の休み明けでここに参戦。 約2か月のレース間隔を取って臨んだ一昨年の桜花賞を制したほか、同年暮れの阪神C以来で約3か月半ぶりとなったこのレースでも2着を確保。 休み明けは苦にならないタイプで、昨年と同じローテーションで臨む今回も心配はいらないだろう。 【データ解析】(過去7年) ◎人気は? 平均配当は馬連が6425円、三連単は163757円と波乱模様。 1番人気は(2.1.1.3)とまずまずだが、2〜4番人気は未勝利。 勝ち馬は過去7年で5番人気以下だったのが5回もあり、1着に人気薄が来るケースが目立つ。 二桁人気で馬券に絡んだのは2頭と少なく、極端な穴馬が来るわけではないが、配当が高くなることが多い。 ◎前走は? 前走の距離別では、勝ち馬7頭の前走は1200mか1400m。 阪神牝馬Sと同じか、それ以下の距離を使っていた。 2着馬は1600mと1800mが7頭中6頭を占め、残りは1400m。 1着を前走1200〜1400m、2着は前走1600〜1800mが好成績を収めている。 ◎負担重量は? G1やG2などの大レースで実績のある馬が斤量を背負うことになるこのレース。 56kg(0.1.0.5)や57kg(1.1.0.3)など、重い斤量を背負った馬は比較的馬は苦戦する傾向。 56kg以上で好走した馬はいずれも3歳時のG1で勝利していた。 ____________ ダービーエクスプレス HP URL http://fhp.jp/derbyexp/ mail adress khhjw027@gmail.com (4月より変更いたしました)