こんにちは。 ここでは、NHKマイルのトライアル『NZT』の解析です。 ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆4月6日(土) 第3回中山5日目11R 第31回ニュージーランドT 芝・外1600m右 G2 3歳・馬齢 ※3着まで優先出走権 【有力馬寸評】※50音順 (◎○上位候補、△穴候補) ◎エーシントップ 芝1400mの距離でデビュー3連勝をマーク。 4戦目の朝日杯FSで8着と初黒星を喫したが、続く前走のシンザン記念を制して2つ目の重賞タイトル。 北米ダート血統の外国産馬。 全4勝中3勝が逃げ切り勝ちで、豊かなスピードが最大の武器。 △カシノピカチュウ 芝のレースを使われるようになって急激に頭角を現してきた。 重賞初挑戦となったファルコンSでは11番人気も2着に食い込み、収得賞金の加算に成功。 芝では5戦すべて優勝馬から0.4秒差以内と差のない競馬を見せている。 相手なりに走れるタイプとあって、初めて経験する芝1600mでも軽視は禁物。 ◎ゴットフリート デビュー2戦は強烈な末脚で連勝。 朝日杯FSでも3着。 前走の共同通信杯では、優勝馬から0.2秒差の2着を確保。 まだ重賞勝ちはないものの、通算成績は3着内率100%。 常にハイレベルな走りを見せている。 ○サクラディソール ここ2戦は牝馬限定レースながら、中山・芝1600mを舞台に強い競馬を続けている。 アネモネSでは3着に敗れて惜しくも桜花賞の優先出走権を逃したものの、1着馬クラウンロゼと僅かに0.3秒差。 中山・芝1600mの経験値と適性の高さは特筆。 牡馬の骨っぽいメンバーが相手となる今回も好勝負の期待。 △ザラストロ 昨夏の新潟2歳Sで最速の上がり3F33.4の豪脚を発揮、2歳コースレコードをマークして重賞初制覇を飾った。 その後は精彩を欠くレースが続いており、前走のスプリングSも1着馬から1.7秒差の14着。 重賞勝ちを飾った芝1600mに戻る今回、どこまで変わってくるか注目。 ○プリムラブルガリス 今回は重賞初挑戦となるが、2着に敗れた前々走・白梅賞で先着を許したコパノリチャードは、次走でアーリントンCを快勝した実力馬。 この馬も、タイトルを狙える底力を秘めている。 ○マイネルホウオウ 3走前ひいらぎ賞を制すると、ジュニアCも連勝。 約2か月半の休養明けだった前走のスプリングSでも11番人気の低評価ながら3着に食い込み、皐月賞の優先出走権を手に入れたが、距離適性を考慮してマイル路線を選択。 2戦2勝と得意の中山・芝1600mで初重賞制覇か。 ◎マンボネフュー 世界的な大種牡馬であるKingmamboの甥にあたる良血馬。 重賞では、共同通信杯・スプリングSでいずれも5着と善戦止まりだが、ベゴニア賞では、その後に2歳王者ロゴタイプから0.2秒差の2着に好走。 マイルの距離なら相当な活躍が見込める器だけに、是非とも優先出走権を取って本番に駒を進めたいところ。 △ワールンガ 3戦2勝。 唯一の敗戦・こぶし賞は、9頭立てで1000m通過が62.2秒のスローペースになってうまくリズムに乗ることができず、能力を出し切れないまま終わった。 重賞のメンバーに入ってもスムーズな競馬ができれば侮れない。 【データ解析】(過去10年) ◎人気は? 1番人気は(5.0.1.4)で複勝率が60%とまずまず、2番人気は(1.2.2.5)と平均的だが、3、4番人気が不振。 二桁人気が5頭も好走しており、人気薄の大駆けに注意。 単勝オッズ別では、15.0〜29.9倍が(2.4.3.21)で複勝率30%と高い。 また、50倍以上が計4頭も馬券に絡んでおり、ノーマークの馬の大駆けに警戒。 ◎ステップは? (3.4.1.44)の500万下組(特別含む)と(3.1.2.15)のスプリングS組が目立つ。 不振なのは、朝日杯FSや共同通信杯、フィリーズレビューなど強豪馬がそろう傾向にある重賞レース。 格よりも勢いが上回る傾向がある。 ◎前走は? 大敗から巻き返す例は少なく、6着以下から好走したのは3頭しかいない。 スプリングS組は、好走馬6頭中5頭が前走4か5着で、残り1頭が9着。 500万下組は、好走馬8頭すべてが前走1着。 距離で見ると、1600mや1800m組の1着が多く(どちらも4回)、1400mは2着が6回と多い。 前走1200mで好走した4頭はクリスタルCかファルコンSで、重賞のみ。 前走1800mで好走した7頭もスプリングSか毎日杯で、重賞のみ。 ◎枠順は? 中山の芝1600mは、外枠不利。 このニュージーランドTも内枠有利の結果になっている。 勝ち馬10頭中9頭が1〜4枠。 1〜3着馬30頭中、1〜4枠が20頭を占め、5〜8枠は10頭。 ____________ ダービーエクスプレス HP URL http://fhp.jp/derbyexp/ mail adress khhjw027@gmail.com (4月より変更いたしました)