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2013年04月05日 08時00分 発行
【重賞情報・1】ダービーエクスプレス
おはようございます。
ご愛読頂きまして、誠にありがとうございます。

まずは、先週日曜の休刊を深くお詫び申し上げます。
自分の体力を考えず、だらしないこととなってしまいました。
お恥ずかしい次第です。

  ☆  ☆  ☆  ☆  ☆

毎週木曜日にお届けしておりました『重賞情報』ですが、今月から毎週金曜日にお届けすることと致しました。
御了承下さい。
これまでお届けしていた中から「登録馬」の項目は削除しますが、「有力馬寸評」「データ解析」はこれまで通り配信いたします。
お役に立てれば幸いです。

本日は
8時 日曜阪神 桜花賞(G1)
10時 土曜中山 ニュージーランドT(G2)
12時 土曜阪神 阪神牝馬S(G2)
の順で配信いたします。

いよいよクラシックの開幕ですね。
まずその『桜花賞』から解析しましょう。

☆4月7日(日) 第2回阪神6日目11R
第73回 桜花賞 芝・外1600m右
G1 3歳・牝馬・55kg

【有力馬寸評】※50音順
(◎○上位候補、△穴候補)

○アユサン
チューリップ賞3着。
昨秋のアルテミスSで2着した実績馬。
阪神JFでは7着に敗れるが、同じ舞台のチューリップ賞で右回りコースへの対応に成長。
潜在能力の高さはこのメンバーの中でも上位。

△ウインプリメーラ
チューリップ賞で勝ち馬から3馬身半離されたが、2着を確保。
フェアリーSは2か月半の休み明けで8着に敗れたものの、前々走のオープン特別・エルフィンS2着、前述のチューリップ賞2着と、堅実な実力は侮れない。

△クラウンロゼ
新馬を快勝、フェアリーSで接戦を制して重賞初制覇。
アネモネSを3/4馬身差で優勝。
3戦3勝という完璧な戦績で桜花賞へ挑む。
前走は長い直線を意識して好位で我慢させる競馬を決め最良の結果。

◎クロフネサプライズ
前走は好スタートからハナに立ってマイペースの逃げに持ち込み、直線でも末脚を伸ばして悠々と先頭でゴール。
阪神JFでハイペースの展開ながら2番手追走からクビ差の2着に粘り切ったときは15番人気。
前走のチューリップ賞で3馬身半差の圧勝劇。
あらためてG1・2着馬の実力を証明。

△コレクターアイテム
クイーンCで1番人気に応えられず9着。
トライアルを見送り、桜花賞1本に的を絞って調整されてきた。
前走も4角12番手からメンバー中3位となる上がり3F33.4の末脚を駆使して、勝ち馬から0.6秒差まで追い上げる。
じっくりと立て直されて臨んでくる今回は、見直しが必要。

○トーセンソレイユ
2戦2勝の戦績に加えて、名馬ディープインパクトの半妹という血統背景が人気を押し上げる。
420kg台の小柄な馬で飼い葉食いが不安定なため、馬体の維持を最優先に考えトライアルはパス。
相手関係よりもレース当日の心身の状態がなにより重要。
無傷の3連勝で桜花賞を制するようなら、一気に現3歳牝馬世代の主役へ。

○メイショウマンボ
フィリーズレビューを制し、一気に有力候補へと名乗りを上げた。
出走馬中最速の上がり3F34.8秒をマークした鋭い末脚が、この馬の最大の武器。
直線の短い内回りコースから直線の長い外回りコースへと舞台が替わるのはプラス材料。

◎レッドオーヴァル
チューリップ賞で1番人気に支持されたがマイナス10kgと大幅な馬体重の減少が影響し7着。
馬体をどこまで戻せるかがポイント。
未勝利・紅梅Sともに3馬身差で圧勝した。
世代トップクラスの瞬発力に、再度注目する価値あり。

△ローブティサージュ
昨年の2歳女王も、チューリップ賞で2番人気の支持も9着に敗れて一気に評価を落とした。
道中は終始後方の外を追走する形になり脚を溜めることができなかっただけに、度外視してもいい。
阪神JFをクビ差で制したときのパフォーマンスを取り戻せれば。

【データ解析】(過去10年)
◎人気は?
1番人気が(3.4.1.2)で連対率70%、複勝率80%と安定。
2番人気が4勝を挙げ、1番人気を上回る勝率40%を記録。
過去10年の優勝馬のうち7頭が3番人気以内から出ている。
外回りコースへの変更後は、大波乱だった08年以外、連対馬はすべて4番人気以内。
基本的には本命サイドで収まりやすいレース。

◎前走は?
前走で人気を裏切る形になった馬が人気薄で好走した馬も少なくない。
その前走人気を見ると、3番人気以内だった馬が3着以内30頭中23頭。
8勝、2着8回、3着7回と、前走で上位人気だった馬が好走馬の大半を占める。
その23頭中20頭は前走の連対馬。
残る3頭も5着以内にはまとめており、前走上位人気で掲示板を外した馬の巻き返しは見られない。
前走4番人気以下から桜花賞で好走した馬は7頭。2桁人気の好走馬はすべて、前走で4番人気以下の馬。
この7頭のうち6頭は前走4着以内。
前走でまずまず好走しながら今回も人気がない馬が穴になる傾向が強い。

◎枠順は?
外回りコースへと変更された07年以降、1〜3枠からの好走馬は07年3着の1頭のみ。
内有利に思われた旧コース時代でも、この1〜3枠は03〜06年の4年間で3着馬1頭。
好走馬が多いのは中〜外枠で、コース変更後では5枠が3勝、7〜8枠が好走馬5頭ずつ。
フルゲートでは7〜8枠に3頭入るが、複勝率もそれぞれ27.8%で1位。
単に該当馬が多いために好走馬が多いのではなく、好走確率から見ても7〜8枠は注目。

◎脚質は?
前走の脚質で見ると、コース変更後、3角4番手以内で好走した6頭すべて同一年に2頭同時に馬券に絡んでいる。
先行型を軸に馬券を買うなら、特に三連単や三連複では相手にも必ず同型を含めた組み立てを。

◎血統は?
優勝馬の血統に注目すると、外回りコース変更後の6頭はすべて父、または母の父がノーザンダンサー系。
特にアパパネを除く5頭は、サンデーサイレンス系とノーザンダンサー系の父・母父の組み合わせ。
今年の特別登録馬でこの組み合わせを持つ馬は、アユサン、エバーブロッサム、オーキッドレイ、コレクターアイテム、サンブルエミューズ、ジーニマジック、トーセンソレイユだが・・・。

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ダービーエクスプレス

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(4月より変更いたしました)
          
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