こんにちは。
お昼休みのところ、お邪魔致します。

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ここでは、日曜・中山で行われるＧ３・マーチＳの解析です。
皆様お待ちかねの『高松宮記念』に関しましては、この後14時に配信いたします。

◆3月24日(日)　第3回中山2日目11R
第20回マーチＳ　ダ1800m右
Ｇ３　４歳以上・国際・ハンデ

【登録馬】3/20現在、50音順
※◎○有力馬、△穴候補

　オーセロワ54
　グラスゴッド51
○グラッツィア56
◎グランドシチー58
　コスモファントム57.5
△サイオン55
○サイレントメロディ57.5
　サダムグランジュテ52
　サトノタイガー54
○ジョヴァンニ56
　スエズ54
　セイクレットレーヴ55
　タカオノボル55
　チョイワルグランパ53
　トシギャングスター54
○ドラゴンフォルテ54
　トーセンアレス55
　ナイトフッド54
　ナリタシルクロード54
　ニシノステディー52
　ハギノリベラ50
△バーディバーディ58
　フィールザラブ49
　フリソ55
○フレイムオブピース55
　マイネルスターリー56
　マルカベンチャー56
　マルカボルト55
　メイショウタメトモ56
　メダリアビート54
◎メテオロロジスト57


【有力馬寸評】50音順

○グラッツィア
4走前のブラジルＣ2着、前々走のJpn1・川崎記念3着などの実績を残しており、着々とパワーアップ。
川崎記念では現役屈指のダート巧者を相手に差のない競馬。
キャリア19戦で、成長の余地も大いに残している。
前走こそ伸び脚を欠いて10着に敗れたが、勝ち馬とは僅かに0.3秒だった。

◎ グランドシチー
中山・ダート1800ｍで3勝2着1回。
まだ重賞勝ちはないが、ベストの条件を得た今回は大きなチャンス。
前々走の東海Ｓ5着、前走の仁川Ｓで3着の敗因は明らか。
東海Ｓは左回りで直線は内にモタれ、仁川Ｓは58kgの斤量を背負って前半に行き脚がつかなかった。
それでもラストは目立つ伸び脚。
パワフルな末脚は健在だ

○サイレントメロディ
昨年のマーチＳの覇者。
今年初戦となった前走の東海Ｓこそ伸び脚を欠いて13着と大敗を喫したが、約4か月の休養明けが大きく影響。
実戦を1度使われて状態面の上積みが見込める。
ダートでは12戦して5勝2着1回を記録しているダート巧者。

○ジョヴァンニ
目下４連勝中。
未勝利から2月の北九州市制50周年記念まで快勝。
ダートでは、ここまで負け知らずの快進撃。
今回は昇級初戦で初重賞、中山も初めてと、克服しなければならない課題も多いが、勢いは大きなポイント。
半姉に昨年のエリザベス女王杯3着馬ピクシープリンセスを持つ血統的な背景も魅力。

○ドラゴンフォルテ
昨秋以降の5戦で3勝をマーク、オープン入りを果たし勢いに乗る。
中山・ダート1800mを最も得意としており、勝ち鞍の全4勝がこの舞台。
東京で行われた前々走・白嶺Ｓでは13着に大敗したが、中山・ダート1800mに替わった前走の上総Ｓでは豪快な末脚で快勝。
初重賞挑戦で相手は大幅に強化されるが、勢いと抜群のコース適性を活かせば、好勝負も可能。

○フレイムオブピース
最近の4戦で3勝。
昨秋以降の地力強化が目覚ましい上がり馬。
前走はかなりの好メンバーが顔を揃えた一戦だったが、出走馬中最速となる上がり3F36.9秒の末脚を発揮して快勝。
前々走の白嶺Ｓこそスタートで後手に回って差し届かず、0.1秒差の着に惜敗したが、右回りのダート1800ｍではまだ底を見せていない。
勢いと抜群の距離適性を活かせば、上位争いも。

◎メテオロロジスト
アルデバランＳを鮮やかに逃げ切って、通算6勝目を記録。
前走・仁川Ｓでは、好位から４角先頭の形に持ち込み2着を確保。
ここにきての充実ぶりが目立つ。
逃げても、先行でも競馬ができる自在性。
また、2月〜3月は5戦4勝2着1回と、この季節は非常に得意。
中山コースの直線の坂を克服すれば、ＪＲＡの重賞初制覇も見えてくる。

【データ解析】(過去10年)

◎人気は？
平均配当は馬連が17434円で、三連単は449312円と大荒れ。
1〜3番人気の複勝率は20〜30%と苦戦しており、上位人気馬はかなりの確率で凡走している。
ただ、二桁人気で馬券に絡んだのが4頭しかおらず、荒れているわりに人気薄はあまり来ない。
複勝率が50%の6、7番人気が狙い目か？

◎前走は？
仁川Ｓ組が(4.3.4.30)と好成績を残している。
G1のフェブラリーＳ組は(2.0.1.14)と凡走気味。
フェブラリーＳ組で1〜3番人気に支持された馬は7頭おり、そのうち5頭が馬券圏外に敗れている。
それ以外ではダイオライト記念(1.1.0.3)や名古屋大賞典(1.0.1.4)などの交流重賞組が健闘。

◎ハンデは？
重いハンデを背負う馬が好走する傾向にあり、57.5kg以上は(6.1.4.13)で複勝率が45.8%。
軽ハンデはまったく逆の傾向で、54kg以下は42頭中好走馬がわずかに2頭と大苦戦。

◎馬齢は？
年齢別では高齢馬が活躍しており、4歳馬が苦戦する傾向。
7歳以上は3勝しており、複勝率も20%となかなか。
7歳以上で馬券に絡んだ6頭の人気は4、8、7、9、7、16。
上位人気はおらず、穴で狙いたい!?
4歳は(1.3.1.31)で複勝率13.9%と不振。
5頭が1番人気に支持され、09年以外はすべて馬券圏外に敗れた。


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