こんにちは。
この時間は土曜日・阪神で行われる桜花賞トライアル・チューリップ賞を御紹介いたしましょう。

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◆3月2日(土)　第1回阪神3日目11Ｒ
第20回チューリップ賞　芝外1600m右
(桜花賞トライアル・3着まで優先出走権)
Ｇ３　３歳・国際・牝馬・馬齢

【登録馬】2/27現在、50音順
※◎○有力馬、△穴候補

○アユサン
　アルテミシア
○ヴィルジニア
○ウインプリメーラ
△ウリウリ
　エクスパーシヴ
△グッドレインボー
○クロフネサプライズ
△コズミックショア
　ピッチシフター(名古屋)
△プリンセスジャック
　ベアトリッツ
　ラトーナ
◎レッドオーヴァル
　レッドフォーチュン
◎ローブティサージュ

【有力馬寸評】50音順
○アユサン
阪神ＪＦの7着。
勝ち馬から0.6秒離されたが、枠順の差や、初の右回りで終始外へ逃げてしまったのが応えた。
それでも終いは目につく伸び。
４角16番手から猛然と脚を伸ばして従来のレコードを上回った前々走を見ても、末脚の威力は一級品。
スムーズなら前走以上にやれるはず。

○ヴィルジニア
初戦(前走)は前半の1000mが64.2秒の超スロー。
終い2F11.0→11.1という上がりのなかで好位からスパッと抜けた。
相手は大幅に強化されるが、この瞬発力は通用するか。
上積みも大きそう。

○ウインプリメーラ
エルフィンＳ2着からの臨戦。
前走は勝ち馬の決め手が上だったが、勝負どころで物見をしていた。
まだ伸びしろがある。
昨年のアルテミスＳでアユサンに続く3着。
小柄で、まだ馬場状態のいい2週目の芝も良さそう。

○クロフネサプライズ
阪神ＪＦの2着馬。
2番手から、直線半ばまで追い出しを我慢できた。
切れはしないが、追って渋太く、勝ち馬から僅かにクビ差。
逃げても控えても力を出せるセンスの良さが売り。

◎レッドオーヴァル
2戦目をレコードで勝ち上がる。
圧巻は前走の紅梅Ｓで重馬場を４角12番手からグングン追い上げ、ラスト1Fだけで後続に3馬身。
重賞でも十分通用する決め手がある。
阪神外回りの長い直線は合いそう。
距離延長も問題なし。

◎ローブティサージュ
2歳女王で力上位はいうまでもない。
前々走は久々で2Fの距離短縮でも好走できセンスの高さも証明。
コースも阪神マイル。
鉄砲も利く。
帰厩後、まだ一杯の攻めがないのが気になるが、前哨戦としては態勢は整った。

【データ解析】(過去10年)
◎人気は？
1番人気は(4.3.1.2)で複勝率80%と好成績を残しており、2番人気も(1.2.3.4)とまずまず。
阪神の外回りコースができた07年以降では、1番人気は(3.2.1.0)と馬券に必ず絡んでいる。
2桁人気は59頭中3着が2回。
人気薄の大駆けはあまりないと考えてよい。

◎前走は？
阪神ＪＦ組が強く(3.5.3.3)で複勝率が78.6%とかなり高い。
阪神ＪＦの勝ち馬は(2.2.2.1)で馬券に絡まなかったのは7頭中わずかに1頭。
阪神の外回りコースができた07年以降の阪神ＪＦ組の成績は(2.4.2.1)で、9頭中8頭が馬券圏内に入っている。
それ以外のレースではエルフィンＳ組が(1.2.3.16)と健闘。
また、500万下組が(2.1.0.37)と2勝しており、侮れない。
距離別でみると、チューリップ賞と同じ1600m組が(5.8.7.40)で出走馬、好走馬、好走確率のすべてで高い数値を残している。
ただ、1600m組は阪神ＪＦとエルフィンＳ組を除くと、好走馬がわずかに3頭しかいない。
その3頭のうち2頭は未勝利。
また、1400m組は好走馬が6頭おり、そのうち3頭が500万下。
1800m組は、好走馬3頭すべてが未勝利。
未勝利なら1600か1800m、500万下なら1400mが狙い目。

◎脚質は？
４角を先頭で追加した馬は(1.2.0.7)とイマイチ。
2番手は13頭すべてが4着以下で、3番手も(1.1.1.11)とそれほどいい成績ではない。
長い直線と本番を見据えて、じっくり乗る馬が良い結果を残す傾向にある。
4〜6番手が(4.6.4.21)と抜群の成績で、7番以降も好走確率は悪くない。


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