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2013年01月17日 20時00分 発行
【重賞情報・3】ダービーエクスプレス
こんばんは。
ご愛読頂きまして、誠にありがとうございます。

ここでは『東海S』の解析です。

☆1月20日(日) 第1回中京2日目11R
第30回東海S ダート1800m
G2 国際・別定

【有力馬寸評】
◎ホッコータルマエ
前走は一旦抜け出したものの、グランドシチーの急襲にあって2着に敗れた。
3着以下とは差があり、内容は悪くない。
一線級との戦いでみやこS3着、JCダート3着の実績は光る。
中京も脚質にピッタリでこの経験が大きく生きてきそう。

◎ナムラタイタンは
1400〜1600mが適距離。
4着とはいえ上位3頭には大きく離された、前走の東京大賞典は少々長かった。
1800mなら十分こなせる距離だし、1F短いのだから踏ん張りは増すだろう。

◎グレープブランデー
復調気配にある。
JCダートでは直戦半ばでジリッぽくなったが、それでも最後までよく頑張って5着。
3走前シリウスSでは1番人気の支持があった実績馬、
大駆けも見込める。

○ハートビートソング
ベテルギウスSを完勝。
1年6カ月ぶりの長期休養明け、22kg増の馬体ながら太くは見えず、その素質の高さを再認識。
楽な手応えで好位のイン、4角でスムーズに外に持ち出し残り1Fで先頭、まったく危なげなく押し切った。
上がり3F36.3秒も秀逸。
ダートの能力は底知れないもの。
当然ここも楽しみ。

○サイレントメロディ
久々でもビッシリ乗り込んで臨戦態勢十分、ポン使いも利く。
爆発的な決め手はあるが直線大外に持ち出して追い込むワンパターン、展開が嵌まるかどうかが浮上のポイント。

○グラッツィア
2カ月開けたが、ここ目標に十分乗り込んでおり、仕上がりの心配はない。
みやこSでは3着ホッコータルマエから0.2秒差の5着。
一線級が相手でも直線前が壁になり、少し追い出しを待たされたが、よく伸びた。
本格化模様で侮れぬ存在。

○ミラクルレジェンド
牝馬限定のダート重賞では圧倒的強さを披露するが、混合の一線級相手だと速過ぎるのか位置取り悪く、差を詰めるのが精一杯。
JCダートは地力で6着確保を評価。
左回りの立ち回りは上手、少しでも相手が楽になった今回は前進が見込めそう。

○アイファーソング
マイペースの逃げが打てるかどうかがすべて。
馬場悪化で脚抜きのいい締まったダートだと面目躍如、ハイペースで逃げても実に渋太い。
花園Sの圧勝、アンタレスS2着の快走を忘れてはいけない。

【データ解析】
◎人気は?
1番人気は(0.4.2.4)と未勝利。
2〜4番人気は複勝率が20〜40%とあまりよくなく、上位人気は不振の傾向にある。
2桁人気は(1.1.1.61)とイマイチで、上位人気と下位人気の成績がよくない。
5番人気(3.0.2.5)や6番人気(2.0.1.7)あたりが狙い目?
単勝オッズなら10〜14.9倍(2.0.3.12)、15〜19.9倍(3.0.1.7)が好成績を残している。

◎馬齢は?
5歳が(4.4.2.26)で勝率、連対率、複勝率のすべての項目でトップ。
7歳以上の高齢馬が3勝しており、健闘している。
冬のダート重賞はキャリア豊富なベテランが激走することが多い。

◎前走は?
G1のJCダート組が(2.2.1.8)と目立っている。
ただし2桁着順からの巻き返しは難しい。
1600万下組は(2.1.2.14)と健闘しており、穴狙いなら前走1600万下を使った馬もおもしろい。
また距離別で見ると1600m以下は21頭すべてが馬券圏外に敗れている。
前走1800mが(7.5.5.61)と2000mの(2.2.3.17)が好走馬のほとんどを占めている。



こんばんは。
たびたび、失礼致します。

ここでは、日曜・中山で行われる「アメリカンジョッキーズクラブカップ=AJCC」についての解析です。

☆1月20日(日) 第1回中山7日目11R
第54回AJCC 芝外2200m
G2 国際・別定

【有力馬寸評】
◎ナカヤマナイト
国内G1で5,4,8,9,7着に対し、G2は2,5,1着。
昨年このレースでルーラーシップの2着。
3着ゲシュタルトに2馬身差をつけた。
オールカマー勝ちもあり、2200mが適距離。
前走の有馬記念に比べると、相手関係も含め、俄然戦いやすい。

◎ルルーシュ
有馬記念でナカヤマナイトから0.4秒差の8着。
結果として先行馬総崩れになったことを思えば逆転不可能な数字ではない。
オールカマーもキャリアの差が大きかった。
明5歳でまだ上昇の余地が十分。

○アドマイヤラクティ
アンドロメダS3着に続き、G2の金鯱賞でも好走。
勝ったオーシャンブルーが有馬記念2着と好走し、レコードと0.2秒差なら時計も優秀。
ズブくて勝負どころでモタつくが、終いの伸びは確実。
中山でも外回りなら力を出せそう。

○ダノンバラード
皐月賞でオルフェーヴルの3着。
昨年この時季にG2の日経新春杯2着。
確かな地力の持ち主といえる。
金鯱賞は5F目からペースが上がり、差し有利の結果に。
大きくバテていないし、小回りで末を生かす競馬で変わりそう。
右回りではモタれるが、左回りよりスムーズ。

○トランスワープ
函館記念、新潟記念と、時計差2.8秒の異質のコースで重賞を連勝した。
天皇賞(秋)は58kgを背負い一線級相手の厳しい条件。
外へ行く面を見せ、予想以上に外枠が応えたようだ。
(1.2.2.1)と大型の割に鉄砲が利くし、この顔ぶれなら。

○マルカボルト
昨秋復帰してから崩れたのは2400mの京都大賞典だけ。
1800〜2000mが適距離だが、2200mはこなして不思議ない。
中山が得意で、G2で中山記念4着がある。

【データ解析】
◎人気は?
1番人気は(4.0.0.6)と勝つか着外の両極端。
優勝した4頭はすべて単勝1倍台の断然人気馬だった。
対して着外6頭はすべて単勝2.2倍以上。
まずは単勝1倍台の圧倒的な支持を受けるかどうかがチェックポイントになる。
連対率、複勝率がもっとも高いのは2番人気で(3.3.1.3)。
優勝馬10頭はすべて5番人気以内から出ている。
6番人気以下は(0.3.4.64)で好走馬7頭。
2着には9番人気から2頭、3着には7〜8番人気から2頭。
過去10年のうち5回は出走13頭以下で、絞って狙いたくなる年も多いレースだが、相手候補には人気薄への警戒も怠れない。

◎馬齢は?
明4歳馬が(1.5.0.12)で連対率は33.3%でトップ。
ただ、好走馬6頭中5頭が2着で、勝ち馬候補としては4勝ずつの5歳馬や7歳以上に注目したい。
その7歳以上馬は出走数も最多になるが、(4.4.4.34)で好走馬も12頭とかなり多い。
また人気薄は1着候補としては狙いづらいものの、ヒモ穴狙いなら経験十分のベテラン馬には注意したい。

◎枠順は?
5〜7枠がいずれも連対率20%を超え、それぞれ優勝馬も2頭ずつ。
対して内の1〜2枠が合わせて(0.1.4.17)で不振。
連対候補としてはやや狙いづらい。


◎前走は?
90年代中盤までは有馬記念組の優勝が多いレースだったが、96年から09年までの14回中13回は有馬記念以外の組が優勝。
ここ3年は有馬記念組が3連勝と、レースの傾向が変わってきた。
08年以降、ここ5年の好走馬15頭を見ると、前走有馬記念組が6頭、中山金杯組が4頭で、この両レースで好走馬の3分の2を占める。
中山金杯組の成績はさまざま。
しかし有馬記念組は、有馬記念で人気を上回る着順を記録してきた馬ばかり。



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