こんにちは。 ご愛読頂きまして、誠にありがとうございます。 この時間は日曜・京都で行われる『日経新春杯』の解析です。 ○ ○ ○ ○ ○ ○ ◆1月13日(日) 第1回京都4日目11R 第60回日経新春杯 芝外2400m G2 国際・ハンデ 【登録馬】 (◎○有力馬、△穴候補) ※1/9現在、50音順 △エキストラエンド 53 エナージバイオ 50 ○オールザットジャズ 55 △カフナ 54 カポーティスター 52 ○カルドブレッサ 53 コウエイオトメ 50 サトノシュレン 53 △サトノパンサー 54 スノードン 51 ○ダコール 55 ○トウカイパラダイス 56 トップゾーン 54 トラストワン 51 △ナムラオウドウ 53 ハワイアンウインド 50 ホッコーガンバ 52 △マイネルマーク 53 マカニビスティー 56 マキハタテノール 49 ◎ムスカテール 56 ◎メイショウウズシオ 55 ◎メイショウカンパク 57.5 △ロードオブザリング 55 ロードラテアート 51 【有力馬寸評】 ○オールザットジャズ 前走の愛知杯は先行馬有利の展開で前を捉えられなかったが、後続は完封。 力は示した。 昨年のエリザベス女王杯は、先行し、早目に動いて他馬に目標にされる形での小差5着。 距離は2400mでも保ちそう。 ここでも大きな差はなさそうで、ハンデ戦なら尚更。 ○カルドブレッサ 前走は、結果的に勝ち馬のいい目標にされてしまった感じ。 距離を延ばして成績は安定しており、長丁場は合う。 昨年1月のレースでメイショウウズシオとは0.5秒差。 当時より力をつけているし、格上挑戦でハンデの恩恵が見込めるここで、もっと差は詰まるのでは。 ○ダコール 少々の道悪ならこなすが、鋭い末脚が身上だけに理想は良馬場。 京都外回りに替わるのは勿論、4着以下のない2400mに延びるのもプラス材料。 良馬場を願うのみだ。 ○トウカイパラダイス 久々で大幅馬体減だった前々走を叩き、前走の金鯱賞で小差4着。 本来の堅実な走りを取り戻した。 目黒記念2着など左回りでの好走が目立つが、函館でオープン勝ち、重賞4着も。 京都も(2.2.1.4)なら、コース替わりは問題ない。 距離延長は望むところ。 これで少し時計を要せば理想的。 ◎ムスカテール アルゼンチン共和国杯の2着馬。 連対経験のない2000mの新潟記念も5着とはいえ0.1秒差。 長丁場なら重賞でもコンスタントに勝ち負けできる力がある。 右回りだと内へモタれる面があるが、唯一勝ち鞍のある京都なら極端な割引は不要。 身上の切れ味を生かせる展開なら。 ◎メイショウウズシオ ステイヤーズSはテンから遅い流れに掛かり気味。 さすがに終いまで保たなかった。 2400mなら多少行きたがっても踏ん張りが利く。 距離短縮は大きなプラス。 瞬発力勝負になると分が悪いが、スムーズに先行できれば渋太い。 良績の集中する京都に替わるのもいい。 鍵は折り合いだけ。 ◎メイショウカンパク 京都2400mの京都大賞典の勝ち馬。 条件に不足なし。 持ち味は鋭い末脚。 このメンバーに入れば決め手は一番。 年末年始もしっかり乗り込まれて調整は順調。 実績的に多少のハンデは仕方ないが、少し流れが向きさえすれば出番あり。 ◎ムスカテール アルゼンチン共和国杯の2着馬。 連対経験のない2000mの新潟記念も5着とはいえ0.1秒差。 長丁場なら重賞でもコンスタントに勝ち負けできる力がある。 右回りだと内へモタれる面があるが、唯一勝ち鞍のある京都なら極端な割引は不要。 身上の切れ味を生かせる展開なら。 【データ解析】(過去10年) ◎人気は? 1〜3番人気はいずれも連対率40〜50%、3着以内率は50〜60%でほぼ互角。 馬連や三連複の軸としての信頼性では、上位人気に差はない。 ただ、1、2番人気が計6勝で、1着候補としては3番人気はやや評価が下がる。 勝ち馬10頭中9頭が5番人気以内。 一方で2〜3着には6番人気以下からも8頭が食い込んでおり、1着候補は人気馬、相手には人気薄も絡めた組み合わせ。 ただ、その6番人気以下が2頭以上馬券圏内に絡んだ例は過去10年見られない。 ◎ハンデは? ハンデ別の成績は54〜56kg台に好走馬が集中し、合計で(8.9.3.55)。 該当馬も多いが、好走確率を見ても軽量馬や重ハンデ馬より、このあたりが高い。 ただ、3着馬は10頭中6頭が53kg以下。 三連複や三連単の相手候補としては軽量馬にも警戒が必要。 ◎前走は? 前走の成績を見ると、前走1〜3着馬が(8.7.6.27)で連対率31.3%。 該当馬も多く絞り込みはやや難しい。 ただ、4着以下の好走馬は傾向がはっきりしており、まず前走G1で4着以下の馬ならハンデ56.5kg以上を背負って3番人気以内に推されていること。 前走がG1以外の4着以下なら、54kg以下(牝馬52kg以下)で6番人気以下という点で共通している。 前走馬券圏外からの巻き返しを狙うなら、今回のハンデと人気がチェックポイントになる。 ◎馬齢は? 明け5歳の牡・セン馬が(4.5.1.17)連対率33.3%で一歩リード。 4歳牡・セン馬も(3.4.6.17)と特に3着が多く、複勝率は5歳(37.0%)を上回る43.3%。 6歳以上は牡牝合わせて好走馬4頭のみで、2頭以上が同時に馬券に絡む例はない。 また、出走は少ないが5歳牝馬が(1.0.2.1)と4頭中3頭が好走。 特に3着2頭は人気薄・12番人気で、今年もし該当馬がいれば注目が必要? ◎枠順は? 1、2枠が合計(2.0.2.20)連対率8.3%とひと息。 合計5勝を挙げている4、5枠あたりの中枠が良い傾向にある。 1〜4枠では(7.1.4.40)と好走馬12頭中7頭が1着。 対して5〜8枠は(3.9.6.60)と、3着以内の18頭中15頭が2〜3着。 特に2着馬は1〜4枠からは1頭、5〜8枠からは9頭と大きな差がある。 ____________ ダービーエクスプレス HP URL http://fhp.jp/derbyexp/ Mail khhjw027@gmail.com (c)デックス